お金がなくても高貴 | 仏光さんの心の相談室
2019-02-03 21:37:17

お金がなくても高貴

テーマ:ブログ

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今日は日曜日で筋トレは休み。ちょっと贅沢して久しぶりに昼ごはんを食べに近くの観光地にドライブして来ました。こういう日曜日もいいですね。昨日は瞑想教室で修行の後に人間の「欲」の話をしました。人間は誰しも欲があり、その欲を満たそうとして毎日頑張りもし、右往左往もするわけです。頭では「小欲知足」と分かっていても、どうしても欲は出てくるものです。私の若い頃は欲だらけだったと思います。その欲を満たすために仕事も頑張ってアメリカの上場企業の役員や日本法人の社長になりましたが、実際なってみるとそれほど幸せという事はありませんでした。

 

お金や社会的地位があれば幸せと思っていたのですが、実際そういうものが手に入ると、入った時は嬉しいのですが、すぐにそれに慣れてしまってお金や地位があって当たり前になります。そしてもっと欲しいという事になるのですね。そしてそれにはきりがないのです。あればあるほどもっと欲しくなります。そしてまた頑張るのですが、その過程で「ああ幸せだな」と心から思う事はありません。

 

あるのは人と比べた時に優越感を感じたり、自分より持っている人がいたら羨ましく思ったりする事ばかりでした。そのような心の中に幸せは無いのですね。社長などをやっていると、もちろん周りの人間は賞賛してくれたりしますが、それでいい気になってとんでもない傲慢な人間になっていたと思います。そして心の中は空虚なのですね。その空虚さを埋めるためにもっと欲しがるという繰り返しだったと思います。

 

前にもブログに書きましたが、心と言うのは無限のものです。土地みたいに「ここからここまでが私の心です。」ということは無いのですね。そういう無限の心を地位とかお金とか有限のもので満たそうとする事自体が大変愚かな行為なのです。最初から満たされる訳がないのです。それでも人は欲があるものだから無意識のうちにその欲を満たそうとして人を蹴落としてまでもあくせくするのですね。

 

もちろんつつがなく暮らしていくにはお金は必要です。それは一生懸命働いて作ればいいのです。しかしつつがなく暮らしていく以上のお金は必要ありません。普段から質素にしていればそれ以上のものを欲しがる事もなくなっていきます。私はたまたままだ若い頃に自分が欲しいと思っている物が全部手に入ってから、そういうものが自分を幸せにはしてくれないという事が分かりました。

 

私の親しい知人に本当に質素に暮らしているのに、全く貧乏くささを感じない人がいます。家の中も無駄なものはなくきちっと整理整頓されていて、居るだけでも清々しい気持ちになります。座敷も床の間に飾られた一輪挿しの椿の赤がとても映えるすきっとした空間です。そこに居るだけで心静かになっていくのが分かります。そしてそれは大変リッチな空間なのですね。

 

逆にお金はあるのでしょうが、大きな応接間にどう考えても似合わない豪華なヨーロッパ家具があってシャンデリアや油絵など何故かごたごたしている家もあります。絶対にお金はかかっているはずなのに、何か貧乏くささが漂っています。お金がないから貧乏、お金があるからリッチということは無いのですね。

 

人の品位と言うのはお金では買えないものなのです。お金があっても下品な人間は居るし、質素に暮らしていてもどこか高貴さが漂っている人も居ます。品位というのはその人の心が表れているものなのです。成金の人間が上品ぶっている生き方ほど下品なものはありません。上品ぶるというのは、周りの人間の目を気にして自分を上等に見せるためにしていることです。いくら頑張ってもそういう人間の心に品位などあるはずがないのです。しかしそういう人間は自分の事が分からないのですね。

 

本当に品位のある人は普通に暮らしていて品位があるし、品位のない人間はいくら豪華であっても下品なのです。だから高貴さというのはその人の心の中に宿っていて、それがあたかも良い香りのようにその人から漂ってくるのですね。心の綺麗な人は高貴な人です。お金も含めて自分の周りにある物質がその人の品位に影響するという事は無いのです。

 

私は欲の深い人間ほど下品だし、欲が少なく足るを知っている人ほど高貴に思えます。欲が少ないという事は自然に質素になって行きます。そしてその質素さの中に高貴さがあるのですね。そう考えると欲を追い回している自分がどの程度の人間なのかがわかるはずです。

 

今の私は食べ物、着る物、生活態度もできるだけ質素でありたいと思っています。そして庭で採れた椿を一輪挿しにして、それを愛でながら、不必要なものが何も無いすっきりとした座敷で、修行の後の一杯のお茶を静かに飲んで幸せを感じるような生活を私は死ぬまで続けたいと願っています。お金がなくてもこれが本当に豊かな人の生き方だと私は思いますよ。

 

合掌

 

仏光

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