成功する心、失敗する心

人間心が100％というのが私の信条です。心次第で失敗もするし成功もするのです。心の状態を常にプラスにしておく事は、成功する為には何よりも大事なのです。何をするにも心の状態をプラスにしておくと物事がうまく進み成功体験につながります。逆に心の状態がマイナスだと失敗する可能性が高まります。こんな事は以前から繰り返し言われていることです。

心がプラスの状態とは嬉しいとか楽しいとか安心とか、心が心地よい状態です。心がマイナスの状態とは悲しい、辛い、苦しい、腹が立つなど心が心地悪い状態ですね。では、人間は何を持って心地よいとか心地悪いとか決めているのでしょう。これは脳の構造と密接な関係があります。脳の扁桃核という器官が脳に入ってくる情報を「快」なのか「不快」なのかを判断しているのです。

脳に入ってくる情報が扁桃核で「快」と判断されると、エンドルフィン、PEA、ドーパミンなどのプラスの感情を形成する脳内化学物質が分泌され、嬉しい、楽しいなどのプラス感情が生まれます。逆に「不快」と判断されると嫌だ、苦しいなどのマイナスの感情を形成する脳内化学物質が分泌されるのです。

この程度の事は心理学の教科書に書いてあって，ただの知識です。知識なんぞいくら持っていても常に心が「快」の状態にはなりませんね。水泳の本を何百冊も読んで水泳の知識がめちゃくちゃあっても、実際に泳げないのと同じです。だから知識なんぞ、いざという時には余り役に立たないわけですね。

成功したいなら、成功する心の癖を作り上げることです。この心の癖は自分が普段使っている言葉、「私は幸せだ」とか「大丈夫」とか積極的な言葉を常に使うことで作り上げることができます。また、小さな成功体験を積むのも大変効果的です。最初に小さな目標を作りそれを達成する。そういうことをコツコツ繰り返すと成功する心の癖ができてくるのです。これは行動に移さないと考えているだけではできないことです。泳げるようになる為には、実際に水の中に放り込まれて身体を動かし泳ぎを覚えるのと同じですね。だから皆さん、頭の中で「ああでもない。こうでもない。」と考えているのではなくて、実際に成功する心の癖を作る行動を起こしてください。

皆さんの成功を願っております。

合掌

仏光

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