先般発売された新型NDロードスター。
やっと、街中でチラっと新型を見かけるようになりました。
 
今回の新型ロードスターは原点回帰で、ピークの性能は追わず
(というか、今までもピークパワーやサーキットのラップタイムは
追っていませんでしたけど…)
車両重量の低減と低重心化&マスの集約化によるヨーモメント低減に注力し、
人馬一体の気持ち良さを追求したモデルになってます。
 
なので、スポーツカーなのに
メディアや雑誌でもスペック(数値)を全然アピールしないマツダ。
 
じゃ、実際の所はとうなの?ってんで、
せめて重心高くらい調べてみようと、ちょっち文献&過去記事を調べてみると、
新型NDロードスターの重心高は、
先代比で、更に-5㎜下げているそうな!!
 
つまり、先代の重心高が推定446㎜なので、
ND型ロドスタの重心高さは
446㎜-5㎜=441㎜!(推定)
 
 
※先代ロドスタの記事はこちら
 
 
 
低重心をウリにしている86&BRZの460㎜より、はるかに低重心♪
で、それを全然宣伝しないマツダ!!
もう、マツダは完全に我が道行ってますね。
 
 
 
 
 
イメージ 1
低重心化に対する取り組みはハンパなく、
NCでも低かったエンジン搭載位置から更に13㎜下げて、
ドラポジも20㎜下げてるそうな。
 
 
 
 
 
イメージ 2
Rrのクロスメンバーも、先代より構造全体を低くレイアウトして
低重心化に貢献。
 
 
 
 
 
イメージ 3
今回、ND型になって更にアルミ材の適用範囲が増えましたが、
ソフトトップのフレームや、座席後ろのロールバー等、
重心より高い部位へ重点的にアルミを使い、更に重心を下げてます。
 
 
 
 
 
イメージ 4
んじゃ、スチールボディは何もしてないかというと、そんな事なくて、
サイドシルやブレースに超高張力鋼板&Hotスタンプ材を使って
更に強度Up&軽量化を進めてます。
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
Frサスペンションは、NC型も上下サスアームはアルミ製でしたが、
ND型はナックルとエンジン下アンダーカバーまでアルミ製♪
バネ下&Fr周りを軽くする為でしょうね。
 
凄っ。
 
 
 
 
 
イメージ 6
ND型のエンジン搭載位置ですが、
もうバルクヘッドに極力近づけるなんて生易しいレベルじゃなくて、
完全に室内側に入り込んじゃってます。(苦笑)
 
直4エンジンでここまで出来るなら
もうロータリーは必要ないかもね。
 
 
 
 
 
イメージ 7
で、先代比でシートポジションを20㎜も下げたのに、
更にボンネット高さを28㎜も下げてます。
 
とまあ、もうヤレるところはとことんヤリまくってる今回のロードスター。
 
あと5年くらいして、中古の値がこなれてきた頃が
狙い目かな…?!(苦笑)