『軍師官兵衛』が終了して、はや5日
未だに余韻に浸っております
もうすぐ『花燃ゆ』が始まるので、そろそろモードチェンジをしなければなりませんが、完全に頭が整理できるまで、もう少し時間がかかりそうです
劇中の如水と家康との会見シーンは、全50回の放送の中でも、三指に入るくらいの名場面だった
とタケ海舟は思っています
『内府(家康)殿は、どんな天下を作ろうと、お考えてござるか』
如水の踏み込んだ質問に対して家康は
①『天下はそれを相応しい器量を持った人物が治めるべきである』
②『但し天下は一人の天下にあらず』
③『つまり、天下は天下のための天下である』
と見事な満点答案で応じました
これを聞いた如水は
『今初めて負けて悔いなしという心境に至り申した』
と生涯ただ一度の勝負であった、天下取りの夢を完全に封印したのです
家康と如水が交わした上記の会話は…
『軍師官兵衛』の通じてのテーマであった
『乱世を終結させ、平和な世を到来させる』という命題に対しての帰結点であった
と確信しています
次回はこのテーマについて、タケ海舟の私見を交えて話をさせて頂きます(* ̄Oノ ̄*)
いつもと異なり、今日は少し短めですが…
日本史 ブログランキングへ