如水と家康最後の対峙③(天下人の器とは?) | タケ海舟の歴史事件帳

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自称歴メンことタケ海舟が、歴史上の事件を独自の視点と勝手な思い込みで取り上げ、真相に迫ります。
大河ドラマを中心に歴史に関する話題をお届けします。

『軍師官兵衛』が終了して、はや5日

未だに余韻に浸っております

もうすぐ『花燃ゆ』が始まるので、そろそろモードチェンジをしなければなりませんが、完全に頭が整理できるまで、もう少し時間がかかりそうです

劇中の如水家康との会見シーンは、全50回の放送の中でも、三指に入るくらいの名場面だった

とタケ海舟は思っています

『内府(家康)殿は、どんな天下を作ろうと、お考えてござるか

如水の踏み込んだ質問に対して家康は

①『天下はそれを相応しい器量を持った人物が治めるべきである

②『但し天下は一人の天下にあらず

③『つまり、天下は天下のための天下である

と見事な満点答案で応じました

これを聞いた如水は

『今初めて負けて悔いなしという心境に至り申した

と生涯ただ一度の勝負であった、天下取りの夢を完全に封印したのです

家康と如水が交わした上記の会話は…

『軍師官兵衛』の通じてのテーマであった

『乱世を終結させ、平和な世を到来させる』という命題に対しての帰結点であった

と確信しています

次回はこのテーマについて、タケ海舟の私見を交えて話をさせて頂きます(* ̄Oノ ̄*)

いつもと異なり、今日は少し短めですが…



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