闘いの場に上がったら、何より相手を倒すことに集中しなければいけない。
痛感させられました。
相手の身体を気遣う、人間なら当然です。
しかし、いざ闘うときには、それが最優先されるべきではないんだな、と。
何より対戦相手と試合前に連絡を取ってはいけない。
耳にしてしまえば、どうしても迷いが生じます。
聞いてしまったら、私でも迷ったかもしれません。
「相手に障害を負わせていいものか?」と。
しかしリングに上がる以上、お互い覚悟の上。
これが前提。
試合が成立するかどうかは、選手が気にすることではない。
ましてや、2Rまでいくかどうかなんて、身体にも関係ない。
いろんなところで間違えている。
今回、K保選手にも罪がある。
しかしただ格闘家を食い物にする、
そんな人間には今後容赦する必要はないでしょう。
今回の件、格闘家全体がバカにされた。
格闘家、特に関係者はこのままにしておくのでしょうか?
興行というものにも要注意。
メディアが変わっても、ハメられるのは格闘家のほうというのが悲しい。
歴史は繰り返される。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
学がない! もう学ぶべきでしょう。
格闘技のブックについては、必読文献。
分厚いけど、一気読みしてしまう名著。
格闘技界の立て直しと、健全な発展を願って。