5月15日(土)15時より、釜山日本語教師会5月定例会がZoomで開かれました。

今回も韓国(21名)、日本(15名)など6カ国から計42名と、たくさんの先生方が参加してくださいました。

 コロナ19の影響で対面授業ができなくなり、オンライン授業を始めてから早いもので3学期目が終わろうとしていますが、その間、私たち日本語教師も、悩み、悪戦苦闘し、そして助け合いながら、なんとか乗り切ってきました。今回は、そうした授業改善を、3人の先生に実践報告といった形でご発表いただきました。

 

第1部 「授業実践ミニ発表3本立て」 

 

◆ミニ発表1 「会話授業でのFlipgridの活用」 

                  三国喜保子先生(釜山外国語大学)

 

会話授業の「まとめ」として行っているFlipgridを利用した活動について紹介してくださいました。発表動画に、学生同士がコメントをしあうという、実際の活動の様子をみることができ、とてもわかりやすく、「私もやってみたい」と思われた方は多かったのではないでしょうか。

 

◆ミニ発表2 「レベル差のあるオンライン・作文授業の実践例」

                       松崎遼子先生(東国大学)

 

韓国の大学ではしばしば「受講生の日本語レベルの開きが大きな授業」が発生します。松崎先生は、オンラインの作文系授業で、日本人留学生の助けを借り、3つのレベルを同時進行することに挑戦され、その実践報告をしてくださいました。ポイントもまとめてくださり、中間テストの実践報告もあり、同じ悩みをもっている先生方は共感でき、参考になったと思います。

◆ミニ発表3「Flippity(Quiz Show)を用いた“つながり”クイズ授業の実践」 

                      河野奈津子先生(慶星大学)


コロナ禍で学生同士コミュニケーションや人間関係作りの難しさを解消できる方法の一つとして、Flippity(Quiz Show)を使ったクイズ大会の実践報告をしてくださいました。実際に私たちも参加し、楽しい授業の様子が伝わりました。参考にしたいと思われた方は多かったのでではないでしょうか。

さらに、今回は、Slidoを利用し、発表に関する質問をリアルタイムで受け付けました。聞いてみたいこと、気になったことをその場で匿名で投稿できるため、普段の例会よりもたくさんのご意見、ご質問をいただくことができました。

 

第2部 「ディスカッション」

 

3つの実践報告及び質疑応答の後、グループに分かれて以下のテーマをもとにディスカッションが行われました。

 

1.ICTを活用した会話授業(現状と課題と対策)

2.ICTを活用した作文授業(現状と課題と対策)

3.(オンライン授業における)学生同士コミュニケーションや人間関係作りを意識した活動や工夫

 

各グループのディスカッション内容は、グーグルドキュメントで共有し、どんなことを話し合ったかが分かるようにしました。コロナ禍で、慣れていないオンライン授業をみんなで助け合いながらやってきました。最初は、できることから始め、色んな方法を教え合い、情報を共有しながら、日本語を学ぶ学生のために私たち教師も日々成長しています。オンラインで、様々な工夫をされている方々、また何とかしたいと思っている方たちが一緒になって話し合えた良い機会になったと思います。

 

 

※今年度前期最後となる6月例会は「6月26日(土)15時~17時」就職状況と指導について(仮)をテーマに予定されています。ご参加お待ちしております。

 

5月例会担当