12月は、今年最後の釜山日本語教師会でした。
12月19日(土) 15時~17時。
コロナ19の警戒レベルの影響により、Zoomによるオンライン定例会となりました。
韓国や日本だけでなく、カナダ、オーストラリア、タイなど世界各国から、今回も40人を超える先生方、日本語教育に関わるたくさんの方々に参加していただきました。
今回のテーマは「アクティブ・ラーニングの理論と実践」
『日本語教師のためのアクティブラーニング』
著者である横溝紳一郎先生(西南女学院大学教授)をお迎えしました。
Zoomによる講演、ワークショップを兼ねた実践をしていただき、充実した楽しい時間を過ごすことができました。
第1部 「アクティブラーニングの理論と実践」
まず、横溝先生にアクティブ・ラーニングとは何かという定義についてお話していただきました。アクティブ・ラーニングには定義づけが難しく、どんな活動を行うか、どんな目的で授業を展開していくかということについて先行研究をもとにわかりやすくお話してくださいました。横溝先生は、「脳が活発に働くことで生まれるあらゆる学習のこと」、「その実現を目指すことが授業改善のきっかけとなり教師の成長につながる」こと、そして、「学習者の脳が活性化する『能動的な学び』が大切であるとされました。
次に、「9つの授業改善の視点」と自分の実践との比較というテーマのもとグループに分かれて自分の授業について考える時間では、 横溝先生が事前に作ってくださったリストを参考に、みんなで自分の授業を振り返るという活動を行いました。様々な場所で活躍されている先生方がそれぞれの意見、考えを話し合う有意義な時間となりました。
第2部 テーマ「アクティブラーニングと私たちの授業」
二部では、「できることから始める授業のひと工夫を体験しよう」というタイトルの元、実際の授業の一部を体験してみました。この活動で、自分たちの授業に活かせる!と思われた先生方も多かったのではないでしょうか。
最後に、教師がそうあってはいけないことSOSを提示していただきました。みんな学生になった気分でとてもいい雰囲気の中、あっという間に終わってしまいました。今回は、横溝先生にすべて指揮をとっていただき、実際の体験を通して学ぶことができたよい機会だったと思います。
その後のアンケートには、「とても参考になりました」「これからの授業の改善につながりそうです」「自分の授業を振り返ることができました」など意見が寄せられていました。また、「ほかの国に住んでいるのでなかなか教師会に参加できないけど、オンラインで参加できてよかった」「みなさんの近況についてお話しできてよかった」「グループトークで色々な国の状況を知ることができた」など教師会への意見も寄せていただきました。日本語教育に関わる方々がそれぞれ考えさせられ、新たな思いを抱いた今年の締めくくりになったのではないでしょうか。
それではみなさん、よいお年を。 12月担当 (柴田。吹上)



