11月の釜山日本語教師会が11月16日(土)午後3時より韓日文化交流協会(釜山YMCA15階)にて行われました。新規の方を含め、20名が参加されました。

第一部の講演は、
東明大学の青木浩之先生と上杉真由先生による「教養日本語の授業について」でした。


 
東明大学の教養日本語の特徴と言える点が7つ挙げられてました。
第一は、教養日本語が選択必修だということでした。
第二は、受講生が多いとのことでした。2019年2学期は940人が受講しています。
第三は、ネイティブの先生が多く、同じ研究室を使用している点でした。
第四は、教材を作製し市販している点でした。
第五は、授業のコンテンツの共有でした。
第六は、他では類を見ない日本人先生二人によるコーティーチングでした。
第七は、ゲーム、クイズを使って授業しているとのことでした。
カフートを使っての実際の授業がなされ、出席された先生も学生気分でクイズを興じていました。


  

第二部の講演は、
TISインタナショナルスクールの高橋和樹先生による「日本留学と就職」でした。


 
発表は、日本で就職している韓国人社会人にインタビューした動画を元にされました。日本の大学へ留学した際のお話から、現在の業務内容日本留学や日本就職を考えている方へのメッセージなど、4名の社会人の話を約10分程度、それぞれ見ました。

1)地方の国立大学出身で、東京勤務
2)地方の私立大学出身で、地方勤務
3)首都圏の国立大学出身で、東京勤務
4)首都圏の公立大学出身で、海外勤務
とそれぞれの長短所が良く分かる内容でありました。

◎例会後の夕食会
夕食は例会の会場から徒歩5分のところにあるお店でカルビチムを美味しくいただきました。少人数でしたが、だからこそ楽しめた、味わえたひと時でした。


【会費について】
*年会費は15,000ウォン(後期から参加の方は8,000ォン)です 当日に会計にお支払いください。 
*会費は、報告集代、例会時の会場使用費、発表者の食事代、お茶・お菓子代、会運営上の諸経費に使われます。
*なお,1回限りの参加は3,000ウォンです。

 
2019年11月担当 青木・高橋