2018年度 9月例会報告
2018年度釜山日本語教師会の9月例会は、9月15(土)午後3時より、いつものように釜山韓日文化交流協会(釜山YMCA15階)で行われました。
*今学期より教師会の定例会は、毎月第3土曜日の午後3時からになりました。 (「3土3」と覚えておいてください)
今回の参加人数は18名で、新しい先生も2名参加されました。
今回は、「日本語教育の様々な場面で役立てられるOPI(Oral Proficiency Interview)」と題して、最近、各分野で活用されている会話能力測定テストの一つであるOPI (外国語学習者の会話達成能力(Oral Proficiency)を10段階のレベルで測る)について、培材大学の先生で、韓国OPI研究会副会長である小島賢嗣先生が詳しく説明してくださいました。 (アシスタント:釜山外大小林安那先生)
発表では、OPIとは何なのか? OPIの手順とレベル判定の方法など、詳しく説明された後、実際に音声を聞いてレベル判定をしてみて、体験してみました。
先生方は、「なるほど~」 とうなずきながら、各自の授業にどう活かすか考えていたようです。
その後、「OPIはどんな場面で役立てられるか?」、「OPI認定テスター資格を取得して、実際にOPIをどんな場面で役立てているか(発表者の実例をもとに)」について説明され、その場で質問も受けながらわかりやすく発表されました。
10分の休憩後、実際に学生に来てもらい、OPIのインタビューを20分間実演しました。
最後に、元々は「日本語教育Q&A」というタイトルで討論をする予定でしたが、OPIの内容が充実していたので、その内容について各グループでディスカッションを行い、印象に残ったことや、どのように授業に応用するか、など活発な意見交換が行われました。
以下は、グループディスカッションのおもな内容です。
・実際のインタビューの様子は公開されていないか。 →日本のOPI研究会のHPでサンプルを聞くことはできる。国立国語研究所のHPでも音声データ、文字化データが見られる。
・被験者の声の大きさや表情などは評価されないか。 →評価対象になっていない。あくまで音声のみ。
・質問されたことに答える能力しか評価されないのでは。コミュニケーションという意味では自分から質問をしたり会話を積み上げたりする努力が必要。 →現在のOPIではそうなっている。OPIの理念に基づいたコミュニケーション重視のテストの開発も試みられている。
・テスターの表情についての規定はあるか。 →マニュアルには「興味深い態度で」とある。被験者が話したいことを話せるような雰囲気作りが重要。ロールプレイの部分ではロールへの切り替えを明確に。
・個人授業を行う上で、会話能力の向上のためのヒントになった。
会の終了後には、発表してくださった小島先生を囲み、総勢11名で食事もしました。
メニューはポッサムだったのですが、写真を撮り忘れたため、イメージ写真です・・・。


