5月の例会は、4月27日にソウルで行われました横溝信一郎先生のワークショップ『クラスルーム運営における教師の役割について、具体的に考えてみよう』の報告と一部実践を、ワークショップに参加された先生方のもとで行いました。


ワークショップに参加し、釜山で紹介してくださった先生方
庭山 真理子(釜山外国語大学校)/尾崎 ちえり(韓国国際大学校)
森田 衛(国際交流基金)/河野 奈津子(釜山外国語大学校)


プロローグの紹介から始まり、「いい教師の条件とは?」についてグループで意見を出しあった後、全体でシェアしました。


つぎに「やる気を引き出す教材の選定と工夫を体験しよう」では、紹介の後、工夫された教室活動をペアやグループで実践しました。例えば、マンネリ化してしまいがちな数字や初級文型の練習が楽しくなるような活動がありました。


「フィードバックやる気を引き出す教師の言動を考えよう」では、肯定的・否定的フィードバックについて紹介しました。どんなフィードバックを受けると学生がやる気をなくしてしまうのか、やる気を引き出すための工夫として、アイコンタクト、指名のし方、ジェスチャー、表情を確認してみました。学習者にどんなことばをかけているか、どんな表情をしているか、アイコンタクトなど、授業ではどれくらい細かい行動に気をつけているかを意識させる紹介でした。


「言動を意識しながらマイクロティーチングをしてみよう」では、4人グループでアイコンタクト、指名、ジェスチャー、表情を意識しながらミニ授業(マイクロティーチング)をしました。同じことをするにも、4者4様で似ているようでやはり個性が出ていました。3分間という短い時間の中でも自分でも気付かない癖のようなことが出てしまうことが、フィードバックを通して知ることができたのはかなり有益なことでした。



最後に「きょうの学びをまとめてみよう」では今日学んだこと、感じたことをペアで、1人1分の時間制限で話しました。ペアで話す前にどんな話し方が相手の頭に残るか、情報を整理して体系化するなど、短時間のプレゼンがうまくいくコツを紹介された後、短時間のプレゼンをしました。これはなかなか難しかったです…。


全体を振り返って、いつもの授業がどれほど自分本位になっているかということが改めて知ることができました。今回のワークショップを通して、これから授業をより学習者の「やる気」を引き出せるものにしていきたいと思います。


例会の後は、プサンジン駅近くでサムゲタンをいただきました。釜山らしい雰囲気のお店で、皆さん食事の後も話題につきないようでした。



報告者:5月例会担当 飯田 真紀子