お散歩の帰り道のお楽しみ、
トラちやんの「高い高ーい」というものが
あります。
道沿いの塀のような所が
だんだん高くなって、私の頭くらいの位置に。
そしてまた、だんだん低くなって
歩道と同じ高さになって終わります。
そこを必ず登るトラちゃん。
一番高くなった所で
「トラたん すごいねー。高いねー」
と言うと、ニカッと笑います。
先日、いつもより手前から登り始めたトラちゃん。
木があるから通れない部分があるのに。
どうするのかと見ていたら、
一本目の木をクリア。
その先に、もう一本木がありました。
細い部分を どうにか通過しようとした瞬間、
スカッ
と片足を踏み外した
次の瞬間
私の顔くらいの位置から
転落するトラちゃん
抱きとめようとする私
反射神経も運動神経も悪いけれど、
私がクッションになってでも
トラちゃんに怪我をさせるもんですかっ
もう、スローモーションでした。
私が両手を出した瞬間、
トラちゃんが空中で
回転し身をひるがえした
これは、かえって私が邪魔で危険だと思い、
慌てて手を引っ込めた時、
タンッと、華麗に着地
「だ、大丈夫 痛いとこないー?」
全く平気な様子で、
すぐにまた塀の上に駆け上っていきました。
日々の取っ組み合い空中戦で鍛えあげた
可愛いお尻には、筋肉がいっぱい
詰まっているのでしょう。
くまちゃんに比べると、
おしとやかでお転婆ではないトラちゃん。
しかし前から本気を出すと、すごい
って思ってました。
取っ組み合いの末、
くまちゃんを背中に乗せたまま、
爆走したりしてたし。
まぁとにかく、無事で良かった