少し長い記事になります…。
良ければ最後までお読みください。

脳疾患後の運動神経障害の患者さまのお話。
とても元気にされていたのに、突然起こった脳梗塞。
退院して今は施設で暮らされていますが、片側に軽度の空間無視と、膝関節に拘縮が見られます。物忘れ等はありますが、認知症はなくしっかりされており、自分の意思をきちんと伝えてくださります。

そのためあってか、リハビリも意欲的です。


大病を患われた方は、投げやりになりやすいので、とてもいいことですね。


不自由になって思うように身体が動かせないことは、精神的に堪えると思います。そこに、周りからの厳しい声や、あたりの強い介助など…要介護者なら思い当たるんじゃないかなぁ?


さて本題に。
私の治療では前回の施術から当日までの間の体調や変わったことなど伺い施術していきますが、車椅子から転けたと聞きました。
目立つ外傷もなく、かばったために起こる筋緊張程度でしたので良かったですが、床に寝転ぶように転けたため身動きが取れず助けも呼べなかったようです。

施設の方がたまたま通りかかった時に起こしてもらい難なく済んだようですが、

これが屋外だったら?
人目のつかない所だったら?
打ち所が悪かったら?などヒヤリとすることも多いです。こういう時にどうするといった課題がでてきます。

呼び鈴を肌見離さず持っておくか、スタッフさんに気を付けて頂き見廻りを増やして頂くか。患者さんが動作するときは必ず人を呼ぶなど…

介護業界はどこも人員不足だと思います。

ひとりにかける時間は介護度が高くなるにつれて増えると思います。


私にできることはなんだろうキョロキョロ


一般に鍼灸師ができることは心身身体のケアです。負担になった筋肉や関節、痛めた箇所の疼痛を緩和することや、日頃から筋肉の緊張を起こりにくいようにしていくなど。また未病にも効果的です。防御力を高めたり、免疫力を高めたり、アレルギーを抑えたりなど。患者様の心身と身体のケアはもちろんのことですが、それにプラス私にできることとして、

体の動かし方の指導を行いました。


訪問により私生活に入り込むことで、
患者さまの困っていることに目が行きます。


今回の件では床に寝転ぶようになってしまったことで、体をどう動かしていけばいいか。助けを呼ぶにはどうすればいいのか等、指導しました。

長くなりましたので、指導法はまた次回に。