前回に続き体の動かし方の指導法についてです。
前回も触れましたが、私は患者さまのご自宅や施設に伺い鍼灸施術をしています。

私生活と隣り合わせなので困っていることに直面します。


床に寝転ぶように転倒してしまい助けを呼べなかった患者さま。一度起こったことは同じようなシュチエーションで必ず起こると思います。

では、そうなったとき、もしくはそうならないために患者さまはどうすればいいか?

答えは
体の動かし方を理解し習得することです。



誰でも転倒したり予想もしないことが起こるとパニックになり動かし方が判らなくなりますが、脳出血脳梗塞パーキンソン病など疾患があり運動麻痺や運動障害が起こると、より一層です。

段階的に動作をわけてひとつずつ練習していきます。


仰向けに転倒したのならば、横ばいになってみる。→横ばいになったなら、しっかりした家具など手が届く所まで移動してみる。→家具を上手く使いながら四つん這いになってみる。→四つん這いになれたら、ハイハイや匍匐前進して助けを求められることをする(ドアや壁をトントンと叩く、呼び出しベルを鳴らす引っ張るなど)

段階的に動作をわけてみると、
できないことも見えてくると思います。


仰向けのままで寝返りがしずらいのだったら…寝返りだけの練習を指導します。寝返りの方法も、どのように動けばいいのか壁や家具など側にあるものを上手に使って練習してみるなど。麻痺があるなど身体的なことも考えて指導します。

少し理論的な説明になりましたが、
患者さまからすれば、日常生活で困っていることにドンピシャで、使い方の分からないマシンやトレーニングなど分からずにしているよりも
意欲的に取り組めると思います。意欲的になると気分も上がり、少々の課題も頑張れる!

例え失敗して凹んだとしても、原点に戻り、
なぜこの練習(リハビリ)をしているのか見つめ直せば、前向きになり挑戦する気持ちが芽生えてくる!

意欲的になれるリハビリメニューや運動を指導してあげたい。
日々そう思って患者さまにあった運動指導を考えています。


私の転倒された患者さまには、寝返るための上半身の動かし方や下半身の動かし方を指導中です。

そして新たに、車への移乗の際に身体の使い方が分からないとの要望があったので、リハビリ台を使い車椅子からの移乗訓練とリハビリ台上をお尻をすらして横移動の練習を繰り返しています!

オーダーメイドのリハビリ、体の動かし方の指導でした。