6/23(木) 3-9 福原一人相撲で勝ちを相手に献上
一人相撲 ひとりで、あたかも相手があって相撲を取っているかのような所作をすること。
今日の福原はまさに一人相撲。
制球が定まらず、カウントを悪くしてピンチをつくり、フォアボール、押し出し、デッドボール。
序盤2-0とリードしながら、1戦目2戦目と逆転負けで敗北している中日に、わざわざ白星を献上してやったような試合内容であった。
ストライクが入らない。ボール先行の苦しいピッチング。
これでは矢野さんもリードのしようが無い。
後ろで守っている野手も、内心「一人で何やってんだ」と思っていたに違いない。
実は筆者にも同じ経験がある。
これは決してわざとやっているわけではないのは誰もが分かっている。
野手は「真ん中に投げろ!」とか「打たせろ」と簡単に言うものだ。
そういう私も野手をやっている時に、味方投手の制球が悪いときはやはり同じ事を言う。
ストライクが入らないと、守りのリズムが作れない。 ボールが多いからアンパイヤもクサイ球をストライクと宣告しなくなる。
そうなると特に内野手は、どんどん腰が高くなり、集中力を欠くという悪循環を招く。
ストライクが入らなくなるという経験は、ある程度投手の経験が有る者なら持っている人は多いのではないか?
おそらくフォームが一球毎にバラバラで、肩に力が入っていたり、上半身だけで投げていたり、下半身とのバランスが微妙にズレているのであろう。
私の経験からすると、走り込みが足りなくて、下半身(土台)が安定していなかったり、ブルペンの投球練習で安定したフォームが作れていない時期に、この罠に陥るケースが多いと思う。
逆に、調子が良い時期は、足の裏から木の根がマウンドに生えたように安定し、リリースポイントが常に一定する為、制球を乱す事が無い。
さらに、変化球もストレートも同じ腕の振りで投げる事が出来る為、相手打者も打ちにくく、リズムが良いので野手も守りやすく、ファインプレーが出やすい状況になる。
投手が投げなければ全てのプレーが始まらないのだから、勝ち負けの因果関係は投手にあると言っても過言ではない。野球は投手で7割が決まる。
そういうスポーツなのである。
エースは調子が悪いながらも抑えなければならない。
今日の福原は完全に自滅である。おそらく本人が一番悔しいし、恥ずかしい思いをしているであろう。
虎党なら完全復活し、ジャイアンツ打線を力でねじ伏せた、一昨年の福原の姿を知っている。
福原よ! 優勝するためには君と井川の左右のエースの力が必要だと言う事を常に意識して欲しい。