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黒人少年殺しの自警団員に無罪=全米注目の裁判で評決―フロリダ州
時事通信 [7/14 11:57]
【ニューヨーク時事】米フロリダ州サンフォードの住宅街で2012年2月、通りがかりの黒人の男子高校生を不審者とみて、もみ合いの末に射殺し、殺人罪に問われた元自警団のジョージ・ジマーマン被告(29)に対し、サンフォードの陪審団は13日、無罪の評決を下した。被告は高校生に暴力をふるわれたことによる正当防衛を主張していた。
この事件は当初、捜査当局が正当防衛をあっさりと認めて訴追せず、人種差別論争に発展した経緯があり、裁判は全米の注目を集めた。検察は第2級殺人(計画性の薄い殺人)の罪で起訴していた。
事件は住宅街の知人宅を訪れていた高校生が夜、近くで買い物した後、徒歩で知人宅に戻る際に発生。住宅街の住人で自警団の仕切り役だった被告が高校生を不審に思い、後をつけたとされた。
検察は「警官気取り」の被告が偏見と嫌悪を持って高校生を追跡したのが事件の原因で、撃つ必要がないのに撃ったと指摘。一方、被告側はもみ合いになった際、地面に頭部を打ちつけられるなどして命の危険を感じ、発砲したと主張した。
被告はマイノリティーのヒスパニック系で、黒人への人種的偏見については否定していた。