路上生活者殺害容疑で逮捕=16~17歳5人「のりで襲撃」―暴行の様子撮影・大阪
時事通信 [11/22 15:28]
大阪市北区で10月、路上生活者の男性5人が相次いで襲われ富松国春さん(67)が死亡した事件で、大阪府警捜査1課などは22日、殺人と傷害容疑で大阪市内の16~17歳の少年5人を逮捕した。4人ずつで2日続けて富松さんを襲撃したという。
5人は無職と飲食店アルバイト、鉄筋工の16歳の3人と、無職と府立高校1年の17歳の2人で中学時代の同級生。5人とも暴行を認めているが、高校生以外の殺人容疑が持たれている4人は、殺意を否認している。
同課によると、16歳と17歳の無職少年は動機を「のりです」「楽しければ何でもいいという感じ」と説明。鉄筋工の少年は「誰かがホームレスをしばきに行こうと言い出した。(被害者は)最初は『助けて』と言っていたが、寝た状態になり、思いっきりサッカーのシュートのように蹴った」と供述しているという。
逮捕容疑では、4人は10月13日午前3時35分ごろ、大阪市北区角田町のJR大阪駅近くの高架下で富松さんに暴行を加え、翌14日午前3時ごろにも集団で富松さんを殴ったり、蹴ったりして殺害した疑い。
14日の襲撃は、鉄筋工の少年がスマートフォン(多機能携帯電話)で撮影。富松さんが「助けて」と叫ぶ様子や、少年らが他の男性3人に暴行を加える場面もあった。