射程圏内。



人は対外にしてある種の敵対心を持つ。
縄張り意識と言っても何ら差し支えない。

自分と他者の間に壁を作り、自分の領内に入り込めば撃退する。

そう言った作業を繰り返し、いつしか他人と相容れない者に変貌する。

距離を置くことが悪いとは言わない。

踏み込んで欲しくないところ、
触られたくない傷は誰しも持っているものだ。

そんな中でも誰かと関わりたいと願い、請い、焦がれ、無碍に扱われようと気にしない、そんな精神を持つことで遥かな孤独から解放される。

まぁ、僕は気にしないが関わろうともしない。

無関心を貫くだけだが。