コンサルタントに向いてない性格とは?
前回のブログで僕がコンサルタントとしての能力にいかに欠けているのかを書いてきた。
しかし、実は僕がコンサルタントに向いてないもう一つ大きな理由がある。
その理由とは何か?
もう一つの理由とは、僕の性格(考え方?)である。
そもそもコンサルタントの仕事とは考えることである。
クライアントよりも広くそして深く考え抜くことによって、クライアントだけではたどり着けない領域のアイデアや戦略を生み出すものだと思っている。
しかし、この「考え抜く」というのは、実はものすごくしんどいのである。
全て考えぬいた状態を100とすると、60から70の程度のレベルまで考えられる人はそこそこいる。
しかしながら、70から100まで考えられる人となると話は全く違う。大抵の人がしんどくなってしまい、途中でやめてしまうのだ。
また、考えるためには材料が必要なので、資料やデータも膨大な量を集めて、その上で分析も行わなければならない。
はっきり言って、こんなことは「考えるのが好きで好きでたまらない人」しかできないんだと僕は思っている。
さて、そうすると、僕はどうなのか?
僕も考えるのは嫌いではない。特に自分の興味があることであれば、頼まれなくてもどんどん考えたりする。
しかし、ある程度のところまで深く考えると、それ以上は考えない。
考えない理由としては、そもそも考えたって正しい答えなんかわかりっこない、と思っているからである。
だから、ある程度考えたら、早く実行してしまいたい。
そして、その考えが正しいかどうかを確かめてみて、ダメなら変えるなり、やめるなりすればいい。
これが僕の性格、考え方なのである。
「とことんまで考える人」と「考えるより動く人」。
これは、どちらが良くて、どちらが間違っているという話ではない。
性格の違い、考え方の違いなのである。
ただ、コンサルタントとして向いているのはどちらか?
それは、間違いなく「とことんまで考えられる人間」、つまりは考えることの持久力の高い人間である。
僕はというと、間違いなく「考えるより動く人」。
ひょっとしたら事業家としては向いているのかもしれないが、コンサルタントとしては、全く向いていないのである。
そう考えると、能力的にも性格的にもコンサルタントとして向いていない僕。
そんな僕が、コンサルタントとして大成するはずがなかったのである。
■僕の気づき
とことんまで考えることができる人間がコンサルタントに向いている。
そして、僕は間違いなく「考えられない人」である。
無理をして入ったコンサルティング会社とは、僕にとってどんなとこだったのか?
前回のブログにも書いたとおり、無職の危機を乗り越えて、やっとのことでコンサルティング会社に入社。
しかし、入社してみてすぐに愕然とした。
何かというと、
「こんなにすごい人たちが世の中にはいるのか・・・」
ということに対する驚きだった。
まず一つ目は学歴のすごさである。
僕はこう見えても(どう見える?)京都大学を卒業しており、初めて会った人に「すごいね!」と言ってもらうことが多かったし、どこかに誇りにしているところはあった。
しかし、僕が入ったコンサルティング会社では、京都大学は当たり前、東京大学卒業はわんさかいるし、大半の人は海外の大学のMBAを持っている。
そんな場所では、京都大学卒業っていうのは、全く意味をもたないことがわかった。
しかし、学歴の差なんてのは実際には大した問題ではなかった。
次にすごいのは、仕事の進め方、スピード感である。
前職(電機メーカー)であれば1週間かけていたことを、コンサルティング会社では半分、下手すると3分の1以下で仕上げなければならない。
そのために仕事の進め方も非常に効率化されている。
最初の3ヶ月くらいは、このスピード感に全くついていけなかった。
しかし、これも慣れやスキルの問題であり、半年から1年もすればいつのまにかそのスピード感で仕事ができるようになっていた。
そして、最後のすごさ。これが最も大きい問題であり、これこそが僕のコンサルタントとしての致命的な欠陥だった。
何かというと、論理的に考える力、いわゆる「ロジカルシンキング」である。
なんだそんなことか、と思うかもしれないし、そんなの最初からわかってたんじゃないの?と思うかもしれない。
僕自身、自分ではロジカルに考えられる方だと思っていたし、苦手だと感じたことはなかった。
だから、自分の中でこのことが弱みだとは思ってもいなかった。
しかし、認識が完全に間違っていた。
本物のコンサルタントという人たちのロジカルに考える力ってのうのは、僕とは次元が全く違っていたのだ。
入社最初の週で、僕は僕と本物のコンサルタントとの差を痛感し、そして直感的に思った。
(この差を埋めるのは、ものすごく時間がかかる。
いや、ひょっとしたら、その差は一生かかっても埋めることはできないかもしれない・・・)
振り返って考えると、その直感は完全に正しかった。
こうして、僕は「致命的な欠陥を抱えたコンサルタント」として、つらく厳しい修行の日々を過ごすことになるのである。
それが、3年以上も続くとは入社した頃は思いもしなかった。
■僕の気づき
特定の分野において自分より格段にすごい人は、世の中にたくさんいる。
その差を埋めるための努力は、自分がもともと好きではない分野だけに余計につらい。
前回のブログにも書いたとおり、無職の危機を乗り越えて、やっとのことでコンサルティング会社に入社。
しかし、入社してみてすぐに愕然とした。
何かというと、
「こんなにすごい人たちが世の中にはいるのか・・・」
ということに対する驚きだった。
まず一つ目は学歴のすごさである。
僕はこう見えても(どう見える?)京都大学を卒業しており、初めて会った人に「すごいね!」と言ってもらうことが多かったし、どこかに誇りにしているところはあった。
しかし、僕が入ったコンサルティング会社では、京都大学は当たり前、東京大学卒業はわんさかいるし、大半の人は海外の大学のMBAを持っている。
そんな場所では、京都大学卒業っていうのは、全く意味をもたないことがわかった。
しかし、学歴の差なんてのは実際には大した問題ではなかった。
次にすごいのは、仕事の進め方、スピード感である。
前職(電機メーカー)であれば1週間かけていたことを、コンサルティング会社では半分、下手すると3分の1以下で仕上げなければならない。
そのために仕事の進め方も非常に効率化されている。
最初の3ヶ月くらいは、このスピード感に全くついていけなかった。
しかし、これも慣れやスキルの問題であり、半年から1年もすればいつのまにかそのスピード感で仕事ができるようになっていた。
そして、最後のすごさ。これが最も大きい問題であり、これこそが僕のコンサルタントとしての致命的な欠陥だった。
何かというと、論理的に考える力、いわゆる「ロジカルシンキング」である。
なんだそんなことか、と思うかもしれないし、そんなの最初からわかってたんじゃないの?と思うかもしれない。
僕自身、自分ではロジカルに考えられる方だと思っていたし、苦手だと感じたことはなかった。
だから、自分の中でこのことが弱みだとは思ってもいなかった。
しかし、認識が完全に間違っていた。
本物のコンサルタントという人たちのロジカルに考える力ってのうのは、僕とは次元が全く違っていたのだ。
入社最初の週で、僕は僕と本物のコンサルタントとの差を痛感し、そして直感的に思った。
(この差を埋めるのは、ものすごく時間がかかる。
いや、ひょっとしたら、その差は一生かかっても埋めることはできないかもしれない・・・)
振り返って考えると、その直感は完全に正しかった。
こうして、僕は「致命的な欠陥を抱えたコンサルタント」として、つらく厳しい修行の日々を過ごすことになるのである。
それが、3年以上も続くとは入社した頃は思いもしなかった。
■僕の気づき
特定の分野において自分より格段にすごい人は、世の中にたくさんいる。
その差を埋めるための努力は、自分がもともと好きではない分野だけに余計につらい。
僕はどうやってコンサルタントになれたのか?
前回、ブログで書いた通り、僕にはコンサルタントとして決定的にかけているモノ(能力、スキル)があるようだが、それが何なのか、自分ではさっぱりわからなかった。
だから、8年前の僕は、コンサルティング会社の面接に連戦連敗の状態が続いていて、このまま行ったらコンサルタントには到底なれない、というのが明らかになってきていた。
そんな僕が、外資系の、しかも結構大手のコンサルタント会社にはいれたのは、なぜなのか?
理由は一つ。自分が得意とする分野で勝負することに決めたからだ。
それまで、営業マンとしてのキャリアしか積んでこなかった僕が、戦略だ、マーケティングだ、とかっこいいことを言っても、しょせん付け焼刃でしかない。
それならば、いっそのことやったことないこと、わからないことは捨てて、営業マンのキャリアで身に着けた得意分野だけで勝負することにした。
営業マンとして、他のコンサルタント志望の人に負けないものは何かと考えると、
・営業マンとしての実績
・顧客とのコミュニケーション能力
・方針を実行に移すノウハウ
・現場での実践経験
この4つだろうと思った。この4つに絞ろうと考えた。
そして、次の面接からは、ダメでもともと、この4つの強みだけに特化することにした。
こうして、もうすでに前職を辞めてしまい無職の状態、つまりは崖っぷちの状態での面接が始まった。
僕は、強みに特化した面接で臨んだ。
結果は・・・
見事に成功!!
それまでの面接ではあれだけ苦労したのが嘘のように、強みに特化した方針に変えた途端、
「君、面白いね!」
と、言っていただくことが圧倒的に増えた。
そして、あれよあれよという間に、戦略策定よりも現場での実行を強化したいという外資系コンサルティング会社2社の最終面接まで漕ぎつくことができた。
そして、その2社両方より内定をいただくことができた。
(うち、1社が実際に僕が勤めることになった会社です)
こうして、僕は、とにもかくにもコンサルティング会社に潜り込むことに成功した。
しかし、一つ忘れてはいけないことがある。
僕にはコンサルタントとして決定的に欠けているモノがあったということ。
そして、それは、コンサルティング会社に入った段階でも、全く解決されていないということである。
■僕の教訓
勝負する時、武器はやはり「自分の強み」である。
「強み」を全面に出せば、自信が持てるし、思いも込められる。
前回、ブログで書いた通り、僕にはコンサルタントとして決定的にかけているモノ(能力、スキル)があるようだが、それが何なのか、自分ではさっぱりわからなかった。
だから、8年前の僕は、コンサルティング会社の面接に連戦連敗の状態が続いていて、このまま行ったらコンサルタントには到底なれない、というのが明らかになってきていた。
そんな僕が、外資系の、しかも結構大手のコンサルタント会社にはいれたのは、なぜなのか?
理由は一つ。自分が得意とする分野で勝負することに決めたからだ。
それまで、営業マンとしてのキャリアしか積んでこなかった僕が、戦略だ、マーケティングだ、とかっこいいことを言っても、しょせん付け焼刃でしかない。
それならば、いっそのことやったことないこと、わからないことは捨てて、営業マンのキャリアで身に着けた得意分野だけで勝負することにした。
営業マンとして、他のコンサルタント志望の人に負けないものは何かと考えると、
・営業マンとしての実績
・顧客とのコミュニケーション能力
・方針を実行に移すノウハウ
・現場での実践経験
この4つだろうと思った。この4つに絞ろうと考えた。
そして、次の面接からは、ダメでもともと、この4つの強みだけに特化することにした。
こうして、もうすでに前職を辞めてしまい無職の状態、つまりは崖っぷちの状態での面接が始まった。
僕は、強みに特化した面接で臨んだ。
結果は・・・
見事に成功!!
それまでの面接ではあれだけ苦労したのが嘘のように、強みに特化した方針に変えた途端、
「君、面白いね!」
と、言っていただくことが圧倒的に増えた。
そして、あれよあれよという間に、戦略策定よりも現場での実行を強化したいという外資系コンサルティング会社2社の最終面接まで漕ぎつくことができた。
そして、その2社両方より内定をいただくことができた。
(うち、1社が実際に僕が勤めることになった会社です)
こうして、僕は、とにもかくにもコンサルティング会社に潜り込むことに成功した。
しかし、一つ忘れてはいけないことがある。
僕にはコンサルタントとして決定的に欠けているモノがあったということ。
そして、それは、コンサルティング会社に入った段階でも、全く解決されていないということである。
■僕の教訓
勝負する時、武器はやはり「自分の強み」である。
「強み」を全面に出せば、自信が持てるし、思いも込められる。