『気持ち』が変わるだけで、『仕事の成果』ってのは変わるものなのだ。
起業5ヶ月ほど前、僕はとにもかくにも前に向かって動き出した。
どういう道に進むかはわからないが、一つだけはっきりしていたことがあった。
当時勤めていた会社を近いうちに辞める、ということだ。
ちょうどその頃、当時勤めていた会社で新しいプロジェクトを受注し、僕がそのプロジェクトマネージャーになることになった。
その会社は、東証一部上場企業の半導体・電子部品関連の会社だった。
僕は、誰にも言っていなかったが、間違いなく決めていたことがある。
このプロジェクトが、この会社での最後の仕事だと。
そう思ってそのプロジェクトを始めたところ不思議なことに気が付いた。
あれほど嫌で嫌でしょうがないと思っていた企業再生コンサルの仕事が嫌と感じないのだ。
確かに仕事自体は、相当ハードだった。
しかし、
(どうせこれが最後の仕事なんだから、結果がどうなるか心配してもしょうがない。せっかくなら楽しんでやろう。)
という気持ちになっていた。
注:このプロジェクトの担当役員が、それまで一緒にやっていた役員と違って、部下(僕)に任せてくれる方だったというのも大きかったと思います。(上司との相性もやっぱり大事だね)
そうすると、不思議なもので仕事のアウトプットもよくなってくる。
考えもすぐにまとまるし、資料の出来も上々、お客さんへのプレゼンもスラスラ。
で、お客さんとの関係も良好になる。
正直言って、僕の人事評価は、松本から帰ってきた直後は最高評価だったものの、その後は僕のやる気の低下と比例するようにどんどん下がっていた。
それがこのプロジェクトにおいては、これまでのどのプロジェクトよりも評価もよかった。
最後の最後に最高の仕事ができた。
あれだけ嫌だと思っていた仕事なのに、辞めると決めた途端に楽しくなってきた。
皮肉なものである。
◆僕の気づき
仕事の質を決めるのに一番大きな要素は、やっぱり「気持ち」である。
その仕事に対する思い、本気度、そして楽しむ余裕である。
仲間を得た僕は先の見えない真っ暗な海をゆっくりゆっくり進みだした。
ターンアラウンドマネージャー経験豊富なSさんという同志を得ることができた。
しかし、今の日本には、僕らが目指すターンアラウンド(企業再生)をしている会社はない、という結論に至った。
では、どうするか?
結論としては、僕とSさんで新しい会社を創ろう、ということになった。
自分たちが理想とするターンアラウンドを実現する会社を創ろうということになった。
ただし、そこには大きな壁があった。
理想とするターンアラウンドはビジネスとして成り立たない。
つまりは、儲からない、ということだった。
儲からないビジネスは、どんなに理想が高くても存在価値はない。
だから、何としてでも儲かる仕組、つまりはビジネスモデルを確立しなければならなかった。
しかし、簡単には答えが見つからなかった。
そこで、僕とSさんは答えを見つけるために動き出すことにした。
同業の他社の事例を集めて、研究することにした。
ターンアラウンドをしたことのある他の方の話をたくさん聞くことにした。
こうして、僕とSさんはとにもかくにも動き出したのである。
そうする中で、僕とSさんとの間で、一つ決めなくてはならないことが出てきた。
経営者(社長)は誰がするか、という話だ。
Sさんは共同代表という案を出してきたが、僕は経験の差を理由にSさんがするべきだと断った。
なぜ、社長になることを断ったのか?
その当時は自分でもよくわかっていなかったが、今ならその理由がよくわかる。
正直言って、自信がなかった。
『この事業をやって本当に儲かるのか?本当にこの事業が僕がやりたかったことなのか?』
このことに、自信が持てなかったのである。
確かに、これまでのように向いていないと思っているコンサルの仕事を、不満を抱えながらこなしているという状況は脱した。
ハートに火が付いて、気持ちが前向きになっていたことも事実だ。
しかし、後で気付いたことであるが、それは心の表面が少し燃えていただけだった。
本当に心の底から火が付いていたわけではなかったのである。
社長になることを断った時点で、そのことに僕は気づくべきだった。
心の底から燃えていたら、経営者を断るわけがなかったのである。
そのことに気付くのは、ずいぶんと後になってのことだった。
◆僕の気付き
企業のトップになるという決断をするのは簡単ではない。
相当の覚悟や想いがないとできない。
ターンアラウンドマネージャー経験豊富なSさんという同志を得ることができた。
しかし、今の日本には、僕らが目指すターンアラウンド(企業再生)をしている会社はない、という結論に至った。
では、どうするか?
結論としては、僕とSさんで新しい会社を創ろう、ということになった。
自分たちが理想とするターンアラウンドを実現する会社を創ろうということになった。
ただし、そこには大きな壁があった。
理想とするターンアラウンドはビジネスとして成り立たない。
つまりは、儲からない、ということだった。
儲からないビジネスは、どんなに理想が高くても存在価値はない。
だから、何としてでも儲かる仕組、つまりはビジネスモデルを確立しなければならなかった。
しかし、簡単には答えが見つからなかった。
そこで、僕とSさんは答えを見つけるために動き出すことにした。
同業の他社の事例を集めて、研究することにした。
ターンアラウンドをしたことのある他の方の話をたくさん聞くことにした。
こうして、僕とSさんはとにもかくにも動き出したのである。
そうする中で、僕とSさんとの間で、一つ決めなくてはならないことが出てきた。
経営者(社長)は誰がするか、という話だ。
Sさんは共同代表という案を出してきたが、僕は経験の差を理由にSさんがするべきだと断った。
なぜ、社長になることを断ったのか?
その当時は自分でもよくわかっていなかったが、今ならその理由がよくわかる。
正直言って、自信がなかった。
『この事業をやって本当に儲かるのか?本当にこの事業が僕がやりたかったことなのか?』
このことに、自信が持てなかったのである。
確かに、これまでのように向いていないと思っているコンサルの仕事を、不満を抱えながらこなしているという状況は脱した。
ハートに火が付いて、気持ちが前向きになっていたことも事実だ。
しかし、後で気付いたことであるが、それは心の表面が少し燃えていただけだった。
本当に心の底から火が付いていたわけではなかったのである。
社長になることを断った時点で、そのことに僕は気づくべきだった。
心の底から燃えていたら、経営者を断るわけがなかったのである。
そのことに気付くのは、ずいぶんと後になってのことだった。
◆僕の気付き
企業のトップになるという決断をするのは簡単ではない。
相当の覚悟や想いがないとできない。
ターンアラウンド(企業再生)ってやっぱりつらい、けれど最高に面白い。
さて、『怪僧』杉浦さんとサロンで会った数日後、杉浦さんの紹介でSさんと会った。
Sさんは、過去に何社ものターンアラウンドを経験した方。
しかもある会社の社長としてファンドより送り込まれたこともある本物のターンアラウンドマネージャー。
お互い簡単に自己紹介をした後、お互いがターンアラウンドマネージャーとして、どんな経験をしてきたのかを語り合った。
ああ、同じだ。僕と同じにおいがする。
何が同じかというと、再生の現場で泥臭く、血なまぐさい経験をしていること。
自信をなくし、なかなか変われない社員。
元々の経営陣との衝突。
そして、数々の失敗・・・
そんなことを繰り返しながら、少しずつ変わっていく現場の雰囲気。
ターンアラウンドっていうのはやっぱりつらいよなあ、としみじみ語りあった。
そして、もう一つ同じなのは、そんなつらいはずの経験をものすごく楽しそうに語ること。
そして、そんな経験のとりこになっており、今の状況に満足できていないこと。
そして、『ターンアラウンド』という戦場に早く舞い戻りたいと思っていること。
やっぱりターンアラウンドって最高にやりがいがあるよね、と語り合った。
いろんなところが僕と同じだと思い、僕はすっかりSさんと意気投合した。
Sさんも同じように感じてくれたようだった。
たくさんのことを語り合い、そして最後に同じ結論に至った。
「今の日本には、僕らがやりたいターンアラウンドを実現できている会社は存在しない。」
こうして、僕はSさんという同志を得た。
そして、先の見えない真っ暗な海へと2人で漕ぎ出していくことになる。
◆僕の教訓
志を同じくする仲間というのは非常に大事である。
いつまでも一人でやっていけるほど、人間は強くはない。
さて、『怪僧』杉浦さんとサロンで会った数日後、杉浦さんの紹介でSさんと会った。
Sさんは、過去に何社ものターンアラウンドを経験した方。
しかもある会社の社長としてファンドより送り込まれたこともある本物のターンアラウンドマネージャー。
お互い簡単に自己紹介をした後、お互いがターンアラウンドマネージャーとして、どんな経験をしてきたのかを語り合った。
ああ、同じだ。僕と同じにおいがする。
何が同じかというと、再生の現場で泥臭く、血なまぐさい経験をしていること。
自信をなくし、なかなか変われない社員。
元々の経営陣との衝突。
そして、数々の失敗・・・
そんなことを繰り返しながら、少しずつ変わっていく現場の雰囲気。
ターンアラウンドっていうのはやっぱりつらいよなあ、としみじみ語りあった。
そして、もう一つ同じなのは、そんなつらいはずの経験をものすごく楽しそうに語ること。
そして、そんな経験のとりこになっており、今の状況に満足できていないこと。
そして、『ターンアラウンド』という戦場に早く舞い戻りたいと思っていること。
やっぱりターンアラウンドって最高にやりがいがあるよね、と語り合った。
いろんなところが僕と同じだと思い、僕はすっかりSさんと意気投合した。
Sさんも同じように感じてくれたようだった。
たくさんのことを語り合い、そして最後に同じ結論に至った。
「今の日本には、僕らがやりたいターンアラウンドを実現できている会社は存在しない。」
こうして、僕はSさんという同志を得た。
そして、先の見えない真っ暗な海へと2人で漕ぎ出していくことになる。
◆僕の教訓
志を同じくする仲間というのは非常に大事である。
いつまでも一人でやっていけるほど、人間は強くはない。