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四十にして立つ ~1,000億円企業への道~

40歳を前に突然起業しようと思い立った現役社長が、実際の出来事を通して、企業経営の楽しさや苦しさを発信中!!
「10年後に1,000億円」を公言して起業した僕が、いかにしてその目標を達成したかを描くリアル・サクセスストーリー

数か月前まで、僕はどんなビジネスを始めるつもりだったのか?


2013年の1月から2月にかけて、平日の本業(再生コンサル)の仕事と並行して、新会社のビジネスをSさんと一緒に検討していた。

では、どんなビジネスをやるつもりだったのか?

僕もSさんもやりたかったのは、やっぱり「ターンアラウンドマネージャー」

つまりは、経営者としてクライアント企業に入り込み、権限・責任を持ったうえで改革を行なう。
3~5年くらいで企業が変革を遂げたら、その企業を去っていく。

これが実現できたら、かっこいい。
これを実現をするための仕組みを作りたかった。

では、具体的にどういうビジネスモデルになっていたのか?

結局のところ、やっぱりコンサルをするしかないね、ってことになってしまっていたのだ。

外部の人間をいきなり経営者として採用する企業はまず存在しない。
だから、
・まずはコンサルタントとして入り込む
・次に経営企画のアウトソース(外部委託)を受ける
・最後に経営者として入り込む
みたいな流れを創ろうとしていた。

いろいろアイデアを出して、この流れが実現できそうなビジネスモデルができそうだった。
後はやるだけ、という形まで煮詰まってきていると自分たちでは思っていた。


でも、今になって考えるとおかしなことだった。
あれだけコンサルの仕事が嫌になって辞めようと思っていたのに、起業してまたコンサルの仕事をするというのだ。

(これも自分がやりたいこと、つまりはターンアラウンドマネージャーの仕事をするまでの辛抱だから仕方がないんだ)

と、必死に自分に言い聞かせていたんだと思う。

そんな状態で作ったビジネスモデルが果たして通用したのだろうか?

今だからこそわかるが、そんなに起業は甘くはない

あの時考えていたビジネスモデルは、全く考えが足りていなかった。
あのまま起業していたら、大失敗して大けがを負っていたと思う。

ただ、当時の僕は、もうこれで十分だと思っていた。いや、思いたかった。
確かに心の中になんだかモヤモヤしたものはあったが、心配ない、大丈夫だと思い込もうとしていた。

自分の本当の気持ちに気づくのはもう少し後のことだった。


◆僕の気づき
新しいビジネスモデルを創るときに一番重要なのは、自分が何をしたいか、何を実現したいかという想い。
想いと現実がずれていては長続きはしない。
『神』との出会いが全てを変えた。


起業をするにあたって、僕に大きな影響を与えた出来事が2つあった。
そのうちの一つのきっかけを作ったのは、長年の友人からの紹介だった。

起業に向けて、パートナーであるSさんと準備を進めていた頃のこと。

当然ではあるが、僕はそれまでに起業というものを実際に経験したことがない。また、起業した人の話をしっかりと聞いたことがなかった。
そこで、僕は友人の起業家の先輩に話を聞くことにした。

その友人の名前は、安澤武郎君。
実は、僕の大学時代のアメリカンフットボール部の同期。
僕の起業の1年ほど前に、勤めていた経営コンサルティング会社を辞めて「ペネトラ・コンサルティング株式会社」という会社を立ち上げていた。

彼に話を聞きたくて、秋葉原の街で会食。
食事をしながら、いろいろとアドバイスをしてもらった。

僕のやろうとしていた(幻の)ビジネスモデルを話したところ、

「うーん、USPは何かな?」

・・・USP?たしか「その会社の独自のウリ」みたいな意味だったかな?
マーケティング関連の本で読んだことがあったな。

「USPがはっきりしないようだったら、いいセミナーがあるよ。
 ジェイ・エイブラハムって知ってる?」

正直言って、全く知らなかった。聞いた記憶もなかった。

「ジェイは、『世界No.1マーケッター』とも言われていて、『マーケティングの神様』とも言われているよ。
 『ハイパワーマーケティング』って本も書いているから一度読んでみるといいよ」

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へえ、すごそうだな。
マーケティングもちゃんと勉強しなおしたかったから、ちょうどいいな。本も買ってみよ。

「今度、ジェイが来日してセミナーをやることになってるんだよ。」

おお、いいな。行ってみようかな?

「3日間で60万円以上するけど、それだけの価値はあるよ」

・・・60万円?そんなにするの?

「まあ、そんなにすぐには決められないよね。今度ジェイ来日記念の無料セミナーがあるから行ってみたら」

なるほど、無料か。無料なら行ってもいいかもね。


家に帰ってすぐにAmazonで『ハイパワーマーケティング』を購入。
次の日に本が届いたので早速読んでみた。

なるほど、これはすごい。

今までいろんなマーケティング関連の本を読んできた。
大半の本に書いてあることの基盤にジェイの教えがあったことが、この本を読んでわかった。

USP,リスク・リバーサル,ジョイントベンチャー,紹介システム・・・

まさにマーケティングのバイブル。


本を読み終わって、すぐに無料セミナーを申し込んだ。


こうして僕は、僕の人生にものすごく大きな影響を与えることになるジェイ・エイブラハムの世界へと続くドアを開いたのだ。


◆僕の気づき
何かの新しい考えを学ぶときには、その原点となる本、人に学ぶことが不可欠である。
理解の進みが大きく変わるはずである。
コンサル(本業)をしながら、起業の準備をどうしていたのか?


Sさんというパートナーを見付けて、起業ということを本格的に検討し始めた僕。
実際に起業の準備をし始めたのは起業の4か月くらい前、2012年12月のころだった。

ただ、当然ではあるが、その頃には本業であるコンサルの仕事も抱えていた。
以前にもブログに書いたが、その頃は東証一部上場の半導体関連・電子部品メーカーのコンサルのプロジェクトマネージャーをしていた。

コンサルのプロジェクト期間は、コンサル経験者ならだれでも知っていることだがとてつもなく忙しい。
日中は、クライアントとのインタビューでぎっしり。
そして夜は、データの分析やいろいろな資料の読み込み、そして報告資料の作成で深夜までかかることが当たり前。

そんな状況だから、平日に起業の準備なんぞできる時間をとれるわけがない。
だから、起業の準備は土、日のみ。
土、日にSさんと朝から会ってディスカッション。
その中で少しずつ新しいビジネスを創っていこうとしていた。

そんな毎日を続けているうち、あることに気付いた。
自分が心から燃えきれていない、ということにだ。

Sさんとのディスカッションは、本当に刺激的だった。
僕に持っていない経験と感覚をSさんは持っていた。
だから、ドンドンと新しいアイデアも出てきた。


・・・でも、何か違う。
エキサイティングはしているが、心から燃えているのとは違う。

だから、

「全てを捨ててまでこれに賭けたいか?」


と、聞かれたら、自信を持って「Yes!」と言える自分ではなかった。

それでも、起業の準備は止まらなかった。
自分の気持ちとは裏腹に、起業へと向けての検討は着実に進んでいた。

このまま行けば、Sさんとの共同事業会社がつくられるはずだった。
そう、何もなければ・・・


◆僕の気づき
起業の準備というのは、相当の情熱と労力が必要である。
だから、本業との両立ができるとすると、何かが間違っている可能性がある。