昨日もガラホの画面が黒くなって壊れていると電話をしてきました。私が母と電話するとイライラして声が大きくなってしまうので、夫から使い方を説明してもらいました。
夫によると…
画面が黒いままで壊れていると言ったのは、ガラホのボタンを触らず、画面を押していたので動作しなかったのでした。迷惑メールが要らないというので通話専用の契約に変更済を了承していたのに、グーグルができないとひたすら文句を言っていたそうです。
夫は、
長時間にわたって使い方を教えたのに何一つ感謝の言葉がなかったことに、「かわいげのない年寄りだなぁ。
自分で何一つできないから人の手を借りてや時間を費やしてもらうのにお礼一つ言えないで、文句ばっかり。
あれじゃあ誰も手伝おうと思わなくなって離れていくよなぁ。
グーグル、グーグルと◯◯の一つ覚えのように言うけど、グーグルが何かよくわかっていないようだ。
わからないを連発して相手にしてもらおうとして、あれはわからない振りだよ。」
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そんな母にかけられた迷惑を今回もご紹介します。
今回は、リースバックの契約時の話です。
スリランカから本帰国したら、TVコマーシャルでリースバックのCMが流れていることに気が付きました。
若い人、興味のない人には全くわからない内容だと思いますが…
若い人がやるよりも母のような高齢者や築年数が古い家で売れるのに時間がかかりそうな時には
利点もあると思います。
2度も家の権利書をなくす人
私の父は2017年に亡くなり、母と私が相続人で、わたしは実家の家の土地1/3のみの相続をしました。
親が亡くなって、家の権利書を探し回ったという話がよくありますが、我が家でも探しました。
ゴミ屋敷では全くないのですが、書類が捨てられず、ファイルだらけの家ですから必ずあるはずなのですが、
母が「探せない」「見つからない」と言い出し、「それでは再発行してもらうしかない」と私たちが
言ったのを聞いて、(これ幸い、これ以上探さなくていいんだわ〜)と思ったようで、「再発行できる
ならしてもらう」となり、司法書士さんに再発行してもらいました。
もちろん費用が10万円程度かかりました。私の支払いです。
(どうせ私の遺産が入るんだからいいでしょう)、そう言う考えですから、
「10万円もかかるなんてごめんなさいね。」なんて言葉は一切なし。
私:「命の次に家の権利書は大事だから、2度となくさないでね!」
母が87才となり、私が一人っ子なので、もし多額の財産を持っていたら、かなり税金を納めなくてはならない
ので大変だと思い、昨年母に思い切っていくら持っているのかを聞き出しました。
意外にもすんなり教えてくれたのはよかったのですが、想像をはるかに超える額を持っていました。
専業主婦の母がなぜこんなにお金を持っているのか頭が⁇となりましたし、
そんなに溜め込んでいたなら、父が家を購入時に陸の孤島のような今の場所ではなく、
便利なところの家を買うために、母が購入資金を出してあげるとかしてあげていたら…
便利な場所なら、年老いた母自身が家に引き篭もらず街に出かけたり、病院に通いやすかったりしただろうに…
と思いました。
母は、使う目的はないのにただ「一億貯めてやる」と思って生きていたと、
昨年になって分かったのですが、父は一生懸命働いて、母がそこから少しずつ抜いて貯めたに
違いありません。それでもいいんですが、それならちゃんと父のために使って欲しかったなぁ。
(全く働いていないから無理なのにどうやって一億貯めるつもりだったんでしょう)
父が残したファイルを片付けて、私が子供の頃に知らなかった実家のことが見えて来て
父は幸せだったのかなと思ったりしました。
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さて、私の想像を超える大金を持っていた母。
財産を現金で持っていることが一番相続税で持っていかれます。
母にその話をすると、「あなたがもらえるお金が少なくなろうと、ゼロじゃないんだから。」
ならば部屋の多くを占領する物をお金を出してでも整理してもらいたいのですが、
「私が死んだら好きにしてくれればいいので、何もやりたくない。」との一点張り。
実家のリースバックの契約をしようと思ったのには、次の利点があるからです。
①親が亡くなって、権利書を書き換えて、現金化しようと思っても、築年数が古い家、不便で買い手がなかなかつかない家だと売却に時間がかかり、その間にも土地の価値が下がることもあります。
我が家は築42年、高齢の母は死ぬまで家を出たくない人なので、家の建て替えや大規模な修理はできません。
リースバックならすぐに現金化が可能。
②銀行が家主になるので、家賃として毎月の支払いはあるけれど、屋根が壊れたり、床が壊れたと言った修理は銀行がしてくれます。今までにも高齢の老人一人暮らしにつけ込もうとする怪しい業者が次々にやって来たので、大家が銀行だとなれば、もう騙される恐れがなくなります。
③親が亡くなってからの面倒な手続きが減る。
母親は、「家から追い出される気分だ。」「すぐ介護施設に行くかもしれない」
とぶつぶつ言っていましたが、生活スタイルは何も変わらないし、
施設のお金はもう家の売却で問題ないと説明してリースバックを承諾。
銀行が家主になって必要な時には修理をすると知ったら、「壁の塗り替えをお願いしていいのかしら?」
「植木の手入れをお願いしていいのかしら?」と言い出しました。
そういう近所の人への体裁の問題は気になるなら自分でやるんだよ。がめついなぁ。
権利書を父の名義から書き換えた時に、権利書がどこにあるかわからないと10万円で再発行した権利証を銀行と行政書士にお預けしようとしたら…
なんと!あれほど所在がわからないと言った古い権利書を金庫から出してきて、今度は再発行した権利書がどこにもないと言い出しました。私と夫で探し回りましたが、結局見つからず、再び再発行することになったのでした。
2度も権利書無くす人って聞いたことがないよね。
母は権利書が金庫にあったのに、前回は探すのが面倒という理由でなくしたことにしていた…ので私たちは腹が立ちました!今回の理由は知らんけど。もう売却するから、無くなることもない。
その後、母の実印がどれだかわからないと言い出したので、役所で新規に登録をしなおすしかないと教えると、
ホイホイ「じゃぁ探さなくていいね」
また、探すのがめんどくさいから登録のし直し。
それで足が弱い母にわざわざタクシー呼んで役所に連れて行きました。
権利書に比べたら手数料は少ないけれど、役所に行く時間はもったいなかったです。
人を煩わせているのに、ごめんなさいの言葉は当然のように何もありません。
何もしたくないけど、あなたにお金を残すのに協力してるんだからいいじゃない…
ということなんでしょうか?
そして、いざ契約の日。
いざ実印を押すというときになって、母が持ち出してきたのが…なんと探すのが面倒だと言っていた古い実印。
嫌な予感がしたので、念のために違う紙に押させて、行政書士さんに渡していた印鑑登録のコピーと見比べたら、やはり古い実印でした。
確かめて良かった!
ここまで来ると、意地悪なんじゃないかと思いました。
銀行員も行政書士も2度も権利書を無くしたこと、実印も登録と違うものを押そうとしたことも知っていますし、母が「頭がパーになってしまってわからない」というのを何度も聞かされてどう思ったことでしょう。
母の本当の認知機能がどの程度かわかりませんけれど、「頭がパー」という言葉をタイミングをわかって使って、計画的にわざと物が見つからない、などと言っていたとしたら、親とはいえ、恐ろしいなぁ、どうしてこんな人になってしまったんだろう…と思うのでした。
その後、
現金で持っているよりもお金に働いてもらうほうがいいのではないかと
不動産投資の話が出たら…またいろいろありまして。
それはまた後日。
欲が深いって怖いと思ったのでした。
今回は長いのにお読みくださりありがとうございました🙇♀️