防災のために備蓄…してますか?
スリランカでは防災で備蓄はしていない我が家ですが、夫が結構買い置きするんです。
夫は、スリランカにおけるコロナ流行時の物不足、経済危機下の物不足を経験するうちに買い置きするようになってしまったように思います。
コロナ禍では、日本の人が想像できないくらいにスリランカでの買い物が大変でした。
外出禁止令が出されたことで、買い物に出られません。
管轄が違う区域をまたいでの移動もできませんでした。
製造業、工場の社員は出勤できたとしても、コロナ検査をやるなど会社の負担が多くて稼働できない会社もありました。例え製造しても、販売先に運送できないから、スーパーなどに並ぶ商品がないことが多かったのです。
そして決定的な物不足に陥った原因は、国を閉ざしたことです。
島国で、島を出入りする物流を止めたので、物が入ってこなくなりました。
買いたくても物がなくて物価上昇、今度は値段が上がり過ぎて買えないので
企業は買える値段にするために商品サイズを小さくして売ろうとする…
しかし、商品の中身を入れるプラスチックもないから、以前プラボトルに入っていた物が小さいガラス瓶に入れられて売られることもありました。
そんなことが続いたので、商品を見つけた時は、家にまだあるから買わないのではなくて、この次いつ買えるかわからないから買っておくのが普通になり、いつのまにか写真のような状況に。
写真には、ボディソープ7つ、シャンプー2つ、リステリンが写っています。
スリランカではボディソープやシャンプーは詰め替えが一般的ではないので、ボトルが増えてしまいます。
ちなみに、私は石鹸派で、ボディソープは使いませんし、石鹸で頭も体も全て洗います。
石鹸を買い置きしたところで場所は取らないし、プラスチックは使わないし、石鹸ひとつで2ヶ月は持ちますからね、とってもエコです。
写真の手前のシャンプーは以前ブログに書きましたけど、いつのまにかスリランカのスーパーで売らなくなったシャンプーで、中国スーパーで10,000ルピー以上もしたお高い代物。大事に大事に使わないでいるようです。
あと他に、持病の薬を日本から持ち込んでいるのですが、これもスリランカ⇄日本の移動が困難だった時期があったので、日本に帰ると大量の薬をスリランカに持ち込んでいたのでした。
蚊がいなくなるスプレーとかスリランカで販売制限がかかって足りなくなった頭痛薬(アセトアミノフェン)も大量に持って来ていました。
しかし、私が大量の吸入薬の有効期限を見たら、2013年のものがありました。
そっかーその薬は日本、イギリス、タイ、日本を経てスリランカに来たんだ〜
いやいや、有効期限過ぎてるから使う方が体に悪いんじゃないの?
夫は薬だけは捨てることに躊躇があるので捨てられずにいたようです。
吸入スプレーってどうやって捨てるもの?
私はよく知りませんが、きっと国によっても捨て方は違うでしょうね。
捨て方がわからなくて溜め込んでしまう…ってことも、物によってはありそうですね。
エピソード1680
今回もお読みくださりありがとうございました😊