私は16歳の時に、精神の病を発病しました。主治医からは統合失調症と診断され、入退院を繰り返していました。自分の中の憎しみや、破壊的な思いが抑えきれなくなると、心のコントロールがきかなくなり、精神安定剤に頼らなくては、夜も寝られなくなり、食事も喉を通らなくなるのです。

 

病状が悪化すると入院して、落ち着いてくると退院し、1、2年ほどでまた悪化し、入院するという生活が14年間も続いていました。

 

 

 

入院中は、特に病状の悪い人が入れられる、保護室というところにたびたび閉じ込められていました。その部屋は、テレビドラマなどで見る、独房とほぼ、同じような部屋です。

 

鍵を閉められ、何もすることがない部屋なのです。退院してもまたいつ病状が悪化するのかと、恐れと、不安な日々を過ごしていました。

 

主治医からは、「この統合失調症という病名の人が完治したという記録はまだありません。

ですから、薬を飲みながら、病気とうまく付き合っていくしかありません」と言われました。

 

 

 

自分でも、自分の病状が治るとは、とても思えませんでした。当時のことを振り返ってみますと、辛いことがあったりすると、受けるダメージは、今の私は10%だとすると、病気だった頃は98%のダメージを受けて、とことん追い詰められてしまうといった具合でした。

 

 

そんな私が、前々から知っていた人と急に親しくなった頃です。私はまたいつもの窮地に追い込まれ、その親しくなったばかりの友人に相談することになったのです。

 

その友人は、こう言いました。「実は、今週の日曜日に初めてキリスト教会の礼拝に行ったんだけど、あなたみたいな、治らないと言われた精神の病の人が全くよくなったって聞いたんだけど、もしかするとあなたも良くなるんじゃないかな」

 

 

 

 

と、教会の礼拝に誘ってくれたのです。

それからは、毎週日曜日には礼拝に行くようになり、半年も立たないうちに、自分の中にいつも感じていた憎しみの塊みたいなものが消えていることに気が付きました。

 

 

たびたび、窮地に追い込まれていたことが、いつの間にかなくなっていったのです。病気が悪化するのを恐れていることも、なくなりました。

 

主治医からは、育児能力が低いので子供は設けないほうがいいと言われていたのですが、今では6人の子供がいます。

 

 

 

 

主治医からは統合失調症は治らないと言われていましたが、教会で神様の教えを聞けば聞くほどに、私の精神の病はよくなっていき、完全に癒されました。

 

16歳の時から14年間の間、何度も何度も窮地に追い込まれましたが、長く辛い日々から、全く脱出できたのです。(H)