回想剣術 | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

流派の理合い、教えは、その流派の存続の理由です。時間を掛け、お金を掛け学ぶという意識の中に伝承されていかなければならないものです。グローバルな社会であるから、どの様な情報でも入手できるかと言えば、それでは、その流派の存続に関わる事が起こる可能性があります。
また、教える側にもプライドが必要です。

自分のやって来た事を軽んぜられる様な事は、しない方が良いでしょう。私は、オープンにして居る処が、多くありますが、皆さんが・・何故?どうして?と思う様な所で・・その先は、成るべく明かさない様に意識しています。

それを、手にいれるべく・・自分の稽古を散々にやり、それを理解するのか・・それとも、学ぶのか・・
言われてみれば・・何だ・・・そんな事か・・ああ・・知ってる知ってる・・聞いた事がある。
そういう、軽い事を言う人が多いのです。

武道は古来に出来上がり・・それを、どう伝承して行くかは、古来からの難問です。
陶器が、落ちれば割れてしまう・・その瞬間に、その陶器の価値は・・。
古流の武道も同じです。偉い先生が・・自分勝手に変えてしまった時から、その古流は・・違う流れになって行くのです。
違う流れになっても、その流れが活きていれば良いとはおもいます。

しかし、現代において・・それほどに、稽古精進して居る人がいれば・・それは、気の世界観を垣間見る事が出来て居るはずですが・・そうなって居ない事を、真摯に受け止め・・何が大事なのか・・そして、出来る、出来ないの世界観で・・何を認めるべきなのかを見極める事も、とても大切な事だと思います。

古流に学ばぬ以上、古流を知る事はできません。学ばなくても、真似事はできます。ちょっと前に、私は試切りの動画をUPしましたが、その時の足の位置を自分なりの基準の中で、ある程度評価しました。それは、切りとかの事ではなく、刀を扱う上での、自分の基準にその事が副って居るかどうかという事だけです。当然新陰流の理合いにより練り上げて来た身体性が、どの場面で出せて居る事が、とても重要な事であるという認識からです。

人の悪口をいうのではなく、古流と言うモノは・・理合、教えの中になり立ってりのですから、その教えから離れた事は、指摘をするべきであり、それは、間違った事が蔓延しない事、そして流派が途絶えない為には、絶対にして行かなければなら無い事です。真贋を見極める事が出来る目を持った人が、どれほど居るかと言えば・・それほど居ないという事実しかないのです。

先日の合宿での話・・私は、一日だけの参加でした・・坂さんも・・反宗家派にさせられたw私は、坂さんを御自宅までお送りしたのですが・その車の中で・・坂さんが・・(坂さんは、何十ねも月一度、東京柳生会に指導に行っていました、今はどうか知りませんが・・)
東京の人が・こんな質問をしてきたけど・・そんな事も、知らんのだよ・・(これは、現宗家の責任だという事でしょうw)
そして、私に向かい・・これは、時間が掛かるぞ・・と・・・・
兎に角、坂さんは今の宗家になってからは、アンチを貫き通してきていますから・・私を育てて暮れた2人の後見人(坂さん・鈴木さん)から、どれほどアンチを耳にさせられた事か・・。

しかし、私は、現宗家にも育てて頂いていますし、当初は感謝の念も強かったのですが・現宗家も私を可愛がってくれていたと思います。しかし、出来ると言う事は罪な事で、・・私の鼻が天狗の鼻になってしまった事は間違いありませんが・・
間違った事をして居る人・・たとえば、会で袋竹刀を販売しているのに、合宿に自分(中京大学)が頼んで居る、処から仕入れた袋竹刀を持ちこんで、全国の合宿参加者に売りさばいていたり・・まぁ・・とにかく、ひどい事を平気で・・いくらでもする人が居て・・その人が、坂さん・鈴木さんの次に古い方であったので・現宗家も見ぬふりをする。

私は、色々な悪行を鈴木さん(現幹事、鈴木さんとは別人)
から、お聞きしていたし(前宗家から5度、稽古に来なくて良いと言われて居る)・・関の刃物祭りでも、信じられない様な行いをして顰蹙を買っていたので(その件で、私はその人(酔っ払い)から電話がかかってきて2時間意見され・私も切れたw)

色々と腹だたしい事が、多く・・私は柳生会の名古屋の会計を5年務めたので、その人の稽古会に関わる件で、現幹事に疑問を投げかけた事もあります。

それで、ある時・・遣い方(間の事)で私は、その方と意見の相違があり、「それでは、打ってみろ」と言われるので・・思いきり、斬ってあげたのですが、「もう一度」という・・当たりますからやめましょう・・と、いったのですが・・3度、手加減なしに、斬りました。
その事を、ブログにも書き増した・・これは、宗家の目にとまり、問題になる事を予測してです。

私は、肚切りを覚悟したわけです。いわゆる,直訴ですね。
もっとも、ダメだとおもったのは・・宗家が教えて居ない事を、その人が・・まだ初心者の人に教えて居る事です。それも、私は宗家が知ら無いモノだとおもっていましたが・・
結局、もう一人いる剣道七段の先生と、二人・・その他で・・私は取り囲まれww当然、私は、めんどくさがりなので・・徒党を組むことなどしません。

私は、宗家に呼び出さ(二人で食事)れ、色々と注意を受け・・その後、2・3年我慢しながら稽古に参加していました。
宗家は、私を最初はかばって暮れていましたが、私は坂さんを尊敬しているので・坂さんと宗家の仲直りを望んでしたのですが、それも、あだになり・・という事で・す。

そんな中、ある時私は宗家に本気を出してしまったのです。
それが、また・・あだになります。
武道なのに・・ね、で・・・合宿の半年前の、使い初めで・・もう一人の七段の先輩を、三学で斬り刻んでしまったわけです。しかし、それは、ちゃんとした決められた型の中での、正々堂々の勝負でした。

その後・・宗家が、私の処に一直線に歩いて来て「危ないだろう」と叱られたわけです。
何が?どう?・・まず、古流の武道の荒廃は、こうして進んでいくのでしょう。
後見人の鈴木さんが愛想を尽かし・・坂さんが、アンチを
貫き通す理由は、新陰流を愛し、良いモノを残して行きたい、行かねばなら無い・・その気持ちが、痛いほど分かる・・今に、至っています。