何が・・観えている? | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

教えを、受けるという事で・・早いとか・・遅いとか・・早く前に進みたいとか・・・これ・・欲ですね。


良い意味では、意欲という言葉・・悪い意味では・・欲張りと・・言う感じ。私・・何度も、武道から


離れた経験がありますが・・それを、悪い事だとは決して思いません。違う流れの中に、身を置く事で


初めて見えてくる物もあります。何を観ようとするのか・・目に見える物を、追い求めている様では


これは、欲張りの部類?でしょう??目に見えない物を・・追い求める事は・・楽しい・・ですよね・・


これは夢を、追うという事でもあります。。予想もつかない・・付きにくい事を、現実にしていくと・・・


そこで、終ってしまう・・人もいれば、その先が、見たいと思って更に自分の可能性を追い求める


人も、います。海で・・自然を感じ・・そして、負けるという事を、受け入れなければならなかった


事・・学生時代・・毎日毎日・・海の上に居たのにWW風が弱い時、私には・・運がなかった。


そういう自分を責めた物ですWWなぜ勝てない?と・・それは・・必然であった・・私は・・運命


の道の上に、今立っています・・と言う事は・・その過去において経験した出来事すべては・・


必然性の中にあったと・・考える事が出来ないでしょうか?もし・・私が、お金持ちで・・お金を


掴んでいれば、今の生活は無いといえるでしょう・・し・・海に出て・・自然を感じていなけれ


ば、今の自分があったのか?自分が、納得して・・どのような事も経験し・・観てきた・・から・・


今の自分を受け入れる事が、出来るし、受け入れなければなりません。


私は、誇大妄想狂癖が・・あります・・いうなればWW大ぼら吹き的要素を十二分に持っている


しかし、私は口にした以上、そう思った以上・・その事に向かって全力?邁進努力をすることを


惜しむ事は無いのです。ですから、後悔する事は少ない・・。自分が、時代小説の中に居るような・・


そのような事も考える事がありますWW新陰流の上泉伊勢守が・・師事した先生に・・陰流


の開祖・愛洲移香斎 がいます。私が読んだ本では・・この人は、海賊です。倭寇監視の為の


官船に乗り込んで・・いたのですが、いつの間にか・・自分達が海賊とまがわない、事をしてい


く・・その中で・・南蛮・・あるいは中華の国々で・・色々な武道と出会い・・最期は・・海賊として


逃げ延びた宮崎の洞窟で・・猿に助けられる・・そこに・・不思議な老人が現れ・・と・・陰流は


興るのですが・・陰とは・・光の事です。または・・自分の影の事・・光に当たる部分は影がなく


隙を作らない自分を意識する・・そして、自分の影を相手に写す事で・・気配を・・・・


と・・御伽話・・夢の様な剣術誕生の話は・・たくさんあります。それほど、昔は・・武術に夢を


託すことが出来たという事であります。腕があり、智慧があれば・・統治者として君臨できたのです。


新陰流が・・世に出る切っ掛けは、関ヶ原の前・・に、徳川家康の招聘で・・家康の前に石舟斎


が・・出たのがきっかけです。これは、宗矩(八男のちの目付)が、自分を家康に奉公させる為に


画策した事と・・本で読んでいますが・・柳生新陰流を「治世の剣」「目付の剣」とする事を、望んだ


宗矩の思いが、天に通じた事だという事です。ここにも・・夢がある。実際、宗矩は秀忠・家光


で大名1万石に奉ぜられ・・家光の剣術指南を行い治世の剣を現実にしているのです。


尾張と江戸柳生は仲が悪かったとは・・表向きの事ではないでしょうか?実は、兵庫助が名古屋


の指南役になったのも・・宗矩の意志が働いたのではないかと・・・考える事が出来るのです。


この宗矩の画策は・・十六歳の時・・石舟斎を訪ねてきた、黒田長政の前で父に「青柿」呼ばわり


されてからの・・膨大なる夢の画策であったのかもしれません。小さなころから・・剣の道に親しみ


志・・そして、その道で立身する事が出来た時代の夢は・・私を過去の夢の中へ・・宗矩や石舟斎や


移行斎や信綱の思い描いた夢の中に・・ひっぱりいれてくれる・・そのような淡い思いに浸るのも


また一興と言うもです。幕末の志士・・すべて子供の頃からの剣術稽古で・・20代には名を馳せる


達人の域に達していた人がたくさんいます。この人達は・・剣術馬鹿・・武道バカ?だったのか?


どちらかと言えば・・そうだったに違いない・・しかし、そこには観る目・・観の目を持ち備えた


武道家しか持ちえない感性の心の目を以ての・・維新への思いが、あったのではないでしょうか?


馬鹿に維新が出来ようはずがないのです。秀でた人は、すべてにおいてそつなくこなす・・


能力があります。それが。。武道馬鹿ならず・・勉強バカなら・・可能性は無い・・無かったのではないでしょうか?


働く・・お父さん・・仕事馬鹿の口癖は・・「仕事だから・・・」なんでも・・かんでも・・仕事のせい


仕事にかこつけて・・真面目は、とてもよい事です・・しかし・・私の父も仕事馬鹿・・1年で・・休み

は3日ほどしかない・・私が子供の頃はそうでした・・。子供の私は・・どこの家も同じだと思って


居ました・・しかし・・そうではない事・・そういう家庭は・・家族・子供が我慢を強いられます。


ここには・・大きな心・広い視野があるとは・・思い難い。


円満であれば。。全く問題は無い・のです。勉強馬鹿・・「なぜ?茶碗は左で持つの?」


「レシピ通りでなければ・・間違い・・」見えている事も見えないふりをするし・・観えない事を、見えているかの


ように話す・・机上の空論を繰り返す・・。これが・・我が国の敗戦を招いたのです。


狭い視野の素の見えそうにない・・細い細かな部分を・・意地でも見ようとしているから・・


時間もかかり・・無駄な思いも働く・・邪魔な心に支配され・・意固地になるのです。


宝は・・至宝は・・極意こそは・・文化の伝承・・そこから学ぶ智慧・・そして、国境を越えた心の繋がり・・さらには、


自己の確立・・確固たる自分の育成・・そして、平等な物の見方や考え方・広い視野・・豊かな


心こそは、現代の若者に必要な物であると、思います。


時代を振り返れば、突飛な人・・は、嫌われた・・しかし・・名を残している・・違う観点で違う目


で時代を観る事が出来た・・。吉田松蔭・・高杉晋作・・高杉晋作は新陰流免許皆伝です。


面白き時代を・・面白き自分が・・何を観ている?何が観えている?馬鹿でもいい・・しかし


チョイ馬鹿ではつまらない・・大馬鹿者になって・・なる勇気を持つのも・・一興であると、思うのですが・・