型 | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

昨日・・の一般部の稽古の時、基本稽古を中心に・・・普段よりもゆっくりと号令をかけて・・


彼らの体の遣い方を観ていた・・というのも・・最初の突きの稽古の段階から・・私の懸念していた


通り・・心の無い突きを出しているように見えたから・・だ・・。茶帯・・1級以上は、指導回数も


黒帯審査受審の条件にしている。このように・・出席だの指導だのを・・・意識付けさせなければならない


ような・・稽古しかできない自分を情けなくも思うものだwwが・・・それでも、その内容をクリアして


くれるのだから、決して悲観するものでもない。しかし・・指導をするという立場に、自分を於いたとき


の心構えをどう見るか・・自分の中で、同意識づけして行けるかは、その責任感の強さや・・真面目さ


を・・観るには丁度良い。指導をしているから、自分の稽古がおろそかになるような稽古をつけている


様な、人なら・・いつまでたっても同じところに居なければならないだろう。


前に立って指導するという事は、人を観るという意味・・あるいは、全体を見渡すという意識を


持つ上からも、大切な心構えを作り出してくれるものです。悪い所を注意する事ばかりが、指導


ではないのです。中には、指導を受ける側でも、指導者が学ぶべき心を以て稽古に臨んでいる


人も居るはずであり、色々な稽古の中で・そういうことがみえるのであれば、その人から・・何か


学ぼうという心を持てる事・・それも、指導者としては大切な心であるのではないでしょうか?


胡坐をかくようでは・・・初段や1級でそのような心を露見している様では、まだまだ・・だと、


はっぱを掛けなくてはならないでしょう。昨日・・の一般部では・そういう事で、まだまだの自分を


認識してもらいました。指導するときこそは、必死であってほしい・・そうでなければ、自分に


進化はありません。私の代わりを・・どのような意識でしているのか・・それは、下の人を育てる


引き上げるという意識が最大に出されている事、気合の入った、入る稽古であること、そして


前に立って指導する、稽古が自分にとって最高の最上の稽古でなければ、ならないのではないでしょうか。


前に立つから、指導するのだから・・と言う心では・隙が生まれる事もあるとは、感じています。


また、私のプライドとして・・私の持てる物は・・すべて・・その人のレベルに合わせて出し惜し


したり、隠したりせず・・教えるという事を心がけるようにしています。これは、稽古をしている


自分が修行を一生感銘にしているという、心持ちがあれば大丈夫な事ですし・・・。あるいは、


柳生会の大先輩方々のように。。新陰流から学び・・そして・・その伝承の中・・受け継がれて


行く中で、ご自身を創り上げてこられた・・創り上げる事が出来た方々は、その恩恵に感謝し


後継を育てる事こそは、恩返しと・・・言う心持・・昂大心の光の暖かを感じる事が出来ているからこそ



この先も、新陰流が、永く継承されて行くのだと、感じ思う次第であります。


型が・・その最大の表現方法であり、再考の表現方法であることは間違いありません。


「型は美しく、技は心で・・。」「心豊かなれば、技冴える」この心こそは・・私のとても大切な


教訓の一つです。先日、合宿の2日目・・お風呂に入り・・・昼食を・・その時、刈谷の大先輩の


HI女史が、私の前で食事をされておられました・・私は、少し遅れて入ったのだ・・もう、終わり掛け


だったのですが・・鳥のから揚げ定食ww「お肉2つ食べない?」と・・欠食児童の私・・遠慮なく


頂きましたww「山村さんは、もうどれくらいになる?」「この秋で丸7年です。」


「そう・・・いい具合に、上達しているわね」と・・褒めていただけました。「だって・・綺麗だもん・・。」


私は・・その言葉を聞き返した居ました「綺麗ですか??」私にとって、これほどの褒め言葉は


ありません・・とても、嬉しかったです。HIさんは「綺麗と言う事は・・とても・・良い事なのよ・・」


と・・私が勘違い?するといけないと思って、言ってくださいっていました・・が・・。


私の、喜んでいる顔を観てわかっていただいたようです・・w


さらに・・「また、今度機会がありましたら・・お願いします。」とも・・たぶん20年以上(定かではありません)


は・・稽古されている大先輩の女性から・・そうようなお言葉を頂けたのは、この合宿での、私


の最大の歓びであるかもしれません。そういう意味では、10年では・・まだまだ駆け出しの


域を抜けえでない・・それほど、奥が深いし・・それほど愛好し・・長年愛好される方も、多い。


辞める方は、1年持たないし・・どのような、習い事も、同じですねww


心に残るお言葉を、いただけたのは・・この合宿の意味が、非常に大きかったという事であります。


体はごつく・・心もみすぼらしwwwしかし・・「稽古は綺麗」私も・・まだまだ、精進します・・心も


体も・・さらに・・・・・も・・「綺麗」になるようww