痛ましい・・ | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

誠に、身勝手としか言いようのない・・行動によって、尊い人命が・・失われている昨今であります。


昨年の、大震災の折には、心痛むこと数か月と・・人であれば・・当然心痛むものだと思っています。


私の道場でも、募金箱を設置し、心ある方が(道場生)、募金をしてくださっておりますが・・、まだまだ


・・一度は、東北を訪れ・・この痛ましい自然の猛威、現象を心に刻まなければならない・・さらには、


復興の足跡、その進捗も感じてみたいとは、思っておりますが・・なかなか・・です。


さて・・車の暴走による事故が、多発しておりますが、この二件とも・・家族が、どういう対応をしていたのか


危険な状況が、あるにも関わらず、車の運転を、させていたという事が・・大きな問題として、とりあげ


られなければならないでしょう。


それから・・これは、この人達だけの問題として、とらえているのであれば、かなりの問題で・・・共存、


共栄・・競争原理の働く民主主義社会の中で・・秩序、あるいはモラルという事が、なければ、これはも


無法地帯の他に、表現のしようがない、ていたらくであります。


法治国家であるがゆえに・・なくてはならない、個人個人が有する社会的規範が当然あるのです。


しかし・・この痛ましい危険行為が・・引き続き起きているこの・・5月まじかの


連休前の、日本人の意識が・・かなり低いところに堕ちてしまっているのではないか?と、心配する事


さながら・・で、あります。浮かれ気分、注意散漫・・つねに悪・・悪心・・邪悪は、人々の弱い心の隙を


狙っていると言ってよいでしょう。


道場でも、子供達に話すのです・・自分が、気を付けていても・・安全な行為と・・思っていても、悪は


割り込んでくる強引さがある・・何か変だな・・おかしいな・・と感じたら・・すぐに、行動しなさい。


もし・・歩いていたのなら・・縁による事・・電信柱の陰に隠れる事・・・自分に向かってくると思われる、


物音、車のエンジン音を敏感に聞き分け・・もし・・自分に向かってくると感じたら・・即、動きなさい。と・・。


危険予知、察知・・これは武道に於いては、かなり大切な行為で・・真剣での勝負であれば、斬られれば


必ず怪我をしたり、命を失ったりと・・そういう意味においての、武道修行が、日常であった時代の人


達の、考え方や、感じ方は・・今の現代人は、その当時の人達の、足元にも、及ばないでしょう。


昨日、テレビ(江角まきことスマップ中井)の番組にAKBの前田敦子が出ていました・・・。


そこに・・有名な霊能者の方が「藤子さん」でしたか・・が、出てきて・・前田さんに問いかけていました・・


卒業を説得するというような企画だったようですが・・藤子さんは・・そういう事をせず・・聞いていました。


前田さんの・・生い立ちを瞬時に読み取り・・その性格や、意志・・今の心を、感じ取り・・容認したかの


ように思われました。なぜ、藤子さんは・・説得をやめたのか・・それは・・・最初の一言・・「貴女の意


志の強さは、あなたの家族の厳格さ、貴女の生い立ちに、すごく影響されていると、思います。」


前田さん「はい・・いつも、厳しく適格な、意見をしてもらっています。」このような・・やりとり・・・。


私が・・想像するに・・藤子さんは、この卒業に関し・・お母さんの提言が、あった事を、暗に示唆し・・


前田さんは・・その全幅の信頼を置いているお母さんの了承、意見を得たうえで・・話し合いを重ねた


上での結論だった・・のではないでしょうか?


いまや、日本のアイドルにまで上り詰め・・飛ぶ鳥の勢いの鳥は、自分の目標・・自分の軸を一切ブラス


ことなく・・目標である女優への路を歩き始めたという事ではないのでしょうか?


藤子さんは・・そのお母さんの厳しさや、優しさ・・良い者は良い・・悪い者は悪い・・間違った事は、許さない


そういう育て方を・・「厳格なご両親、ご家族のお考え」と表現しておりましたが・・まさしく・・ものすごい


霊能者で、あると思わされました。藤子さんの瞳に輝く力、さらには・・藤子さんが指摘していた、前田


さんの、目の真っ黒に澄んだ目の奥にある光・・これを、その瞬間に観てとれた事は、私の人の観察


眼を養うとても、良い機会だったと感じております。人には、やはり位があります、その事を意識できる


事は、とても重要で、あるのです。私のような者でも、、稽古生は先生と・・したって、くださいます。


そして、私は願っています、この道場で武道修行に一瞬でも、励んだ人達、稽古生の先行き、前途が、


明るく輝いている事を・・いつも、心に留めながら・・良い成長を願っているのです。


子供に対する、ご両親の影響は、多大で100パーセントと言って過言ではなく、その姿勢こそは、間違った


事、やってはいけない事、心を広く保つ事への、道しるべである事は間違いありません。


あの交通事故も、もっと周りが厳しく・・事故を起こした人達に、接する事が出来ていれば、起らなかっ


のではないか?と・・考えると・・残念であり・・無念でもあるのです。日本の教育状況が、荒廃しきっ


ているのでは、ないでしょうか??バスジャックを企てた子供しかり・・虚勢でしか、自分を表現できな


い・・そこの心の豊かさを、観てとる事は、難しいでしょう。そして・・その事を、「煽る」まわりの環境。


私も、最近その・・「煽り」のうっとうしさを・・と思いきや・・まだ・・何か、関わっていたいような、意志を


感じざるおえず・・「あおり」の最悪さを、感じています。煽る事は・・自分の心が弱いという事を、露見


しているのと、卑怯で、卑劣である・・というほかに表現しようのない、最悪の行為です。


自分の出来ない事を、衆を頼み・・自分以外の所でやらせ、云わせ・・自分は、ある意味結果を傍観し


ている。バスジャックミスイの子供は・・ある意味、被害者であるのでしょう。


それも、心が弱いが上に、自分で自分を「あおり」墓穴を掘ってしまった・・嵌められたのです。


煽られる弱さがなければ、意志の強さや、自信を持っていれば、乗り越えれた事では、ないのでしょうか?


心の強い、子供達を育てるには・・自然に、触れさせ、その厳しさを、実感させる事が、一番です。


自然は、すべてに平等であるがゆえ・・弱いのもは、自然淘汰されなければなりません。


インフルエンザは、自然の猛威で・・淘汰を意図した自然界の脅威でもあるのかもしれません・・が、


そのような事で、やらなければならない事を見失うようでは、情けなく、先もないのが・・これから先の


日本の現状です。自然に躊躇はない・・自然が働くことは・・当たり前、地震も、津波も・・強く乗り越えなければ


なりません。恐竜の絶滅も、自然淘汰であり・・自然の意志ん働くところであるのです。


とにも、かくにも・・弱いという事に、メリットを見出す事は、皆無で、強く生き抜く意志こそも、なくそうとしている


快楽におぼれ、やらなければならない事すら、観えなくなってしまっては、子供の教育など、


できるはずも、無いでしょう。とにかく、先の子供達の将来を、切り開くためには・・今、何かをし、何か


を考え・・信念の上で、その事に取り組んで行く・・・大人としての「姿勢」こそが、問われているのです。