現代武道・武術の大切な・・意義として考えうる事には、自己防衛という事が・・決して忘れては、いけない
考え方で、あると思います。考えとは・・その事を、自分で実践していく事により・・感性という意識の世界に
刷り込まれていくのでは、ないでしょうか・それが、習慣性となる・・後天的な潜在意識?となっていく??
しかし果たして・・後天的という事が、正しいのか・・疑問であります。私達は、危険に対する予備知識や、予知能力
を先天的に持っているはずです・・目の前に虫が飛んできても、目をつぶり顔をそむける・・あるいは、手
で払う・・。現代人(武道をたしなんでいない)の失われつつある感覚に、危機管理、危険予知能力が
・・大手を振って・・さようなら・・・して行っているようで・・私の、感覚の中では危うんでいます・・。
ですから、武道・武術を奨励し、稽古生を取り、現代社会を強く生き抜き、日本の将来に、明るい希望
を見出したい・・その一助になれれば・・と・・微力ながらの・・もがきを続けている、訳であります。
隙を作るな!常に、気を配り・・周りを見渡し・・色々な角度から物を観る事を、出来るような人になれ!
と・・稽古生には、常々話をしています。今般の、北朝鮮の軍事行動に対する、日本の対応の遅さが
取りざたされておりますが、なにを・・いまさら・・であります。原発問題時の・・あの館でしたか・・の
対応に、私は腹立たしさを持ってこのブログに書いた事を、今でも忘れ得ません。
アメリカからの、熱処理急速冷却器?だったかの貸出し要請を断る、傲慢とも言い得る対応は・・・危機管理
の欠如の何物でもなく・・。かくいう私ですら、なにができているという事もない・・ただ、日々を安穏
と、しているのかもしれませんが・・しかし、毎日、微力ではありますが・・感覚を磨き、その感覚の伝達
を、私の元に、稽古に来てくれる子供達に、すこしでも植え付けようと、努力しているのです。
ニュースや報道で・・国を批判している、アナウンサーやコメンテータ―は、何か危機管理に対する、感覚
を養うような事を、しているのでしょうか?まずは、自分達もそういう、感覚を養ってほしいと、本当に感じます。
武道、武術の本当の所を、少しでも垣間見る事が出来れば・・もっと、声を大に、できるはずですし、もっと
防衛に対する意識も、増し・・そういう方々が、声を大にすることで、国としての国民の危機管理、危険回避能力
に対する、意識も上がっていくのでしょう。わずか、28歳?で・・国を動かす地位に、なった・・厳しい
国の情勢をうまくコントロールできる、状況が・・指導者の立場で行えるのか?疑問であり・・
常に、そういう、不安定な状態にある、国家が、近隣国として存在することを、私達は、意識しておかなけれ
ば、いけないと、考えます。日本・・食べるものも、着るものも不自由がない現代・・物が、あふれかえっている
現代社会の日本人の心は、ある意味堕落傾向に、あります。自分から厳しさを、求められる人が。。
少なく・・ないでしょうか?若者の、起業・・あるは自立意識が・・アメリカの3分の1、中国の5分の1だそうです。
厳しさこそが、優しさであると・・厳しさこそに、自分を活かす道があるという・・自意識・侍理念の国
日本の侍魂理念を、武道・武術教育によって・・1000年以上の武士社会で培ってきた日本人の、
・・自意識の低下・・。小学生までは、親の言う事を聞き・・空手などの武道に精進する子供も、多くは
なって来ているのでしょうが・・、部活動や受験勉強など、将来につながる学習が、大切な時期を迎えると
武道・武術から離れてしまう、帰来、傾向はどこの家庭でも・・あるわけです。しかし、武道・武術を
日本古来の文化として、とらえたなら・・武道武術は継承され続けなければならない、大切な文化である
という事・・そして、その継承されていく文化の中には、底知れない叡智、計り知れない先達、先祖の
優しさが・・・後世に、平和が、訪れる事を祈念して考え抜かれ、完成された、素晴らしい教えが、たくさん
溢れている事を、知っていなければ・・私達は・・恥ずかしい思いを、しなければならないでしょう。
それは、武道・武術にかかわらず、日本の文化伝承に、携わって来られ、そして、その誇りある文化を
創りあげてきた、日本人すべての、ご先祖、先達様方々に・・・・・・。
私達は、注意を持って、意識をもって・・周りを見渡し・・隙のない・・国を作り上げる事
・・それは、国民一人一人の意識の、向上に他ならないと、私は・・思っています・・。あしからず・・。