新入生歓迎活動や新入社員歓迎活動は、４月から５月まで行われます。労働組合の新加入や市民活動の入会、政党の入党が職場や学校で出くわします。
職場は、新入社員が少なく、公然と社会の話題が出しづらい。学校も出しづらいだけでなく学生自治会の活動禁止や生徒会の形骸化になっています。
新入社員が辞めた分、派遣スタッフに入れ替わります。学校は、不登校や中退が増えて留学目的の外国人がキープします。
職場や学校で行きづらい背景は、①新自由経済を支える自己責任の認識や②基礎学習軽視と実学重視の組み合わせ、③八百長選挙で当選した衆参両院議員や地方自治体議員の不朽、④労働組合や市民活動の実際を知らせない世論誘導です。
新入社員歓迎活動や新入生歓迎活動は、選挙権の年齢引き下げの経験を経て、①政党や労働組合、市民活動の担い手を育て、②対話ができる場を作る、③過去の経験にとらわれない新たなムーブメントを作るきっかけに繋がればと切望します。
