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(=⌒▽⌒=)

時々、娘たちに、僕の小学校、中学校時代の話をすることがあります。

先日は、たまたま体罰の話になりました。

僕らの小学校、中学校、高校時代は、

・ゲンコツ(グーパンチ)
・張り手(ビンタ)
・教科書、閻魔帳、定規などで叩く

が日常茶飯事でした。

先生方も、

「いかに、児童・生徒に苦しみ痛みを与えるか?」

を日常研究していた節があり、
痛い攻撃を加える先生ほど、恐れられていたものです。

例えば、マンガ「ドラえもん」の「のび太」の担任にそっくりだった先生は、

「しらけどり」

という攻撃が得意でした。

タレント小松政夫が「しらけどり」という歌を歌って
大流行していたのですが、この「しらけどり」の歌に合わせて、
児童・生徒の両もみあげの毛を下から上に引っ張り上げるのです。

一曲歌い上げるまで、止めてもらえませんでした。



時間にして15秒以上。

どんなわんぱく小僧も、この「しらけどり」攻撃を受けて以後は、
先生の前では静かになってしまうほど、強力な技でした。

のび太の担任似の先生は、他にも教科書の角(糊付けされた部分)で、
コツンと児童・生徒の頭を叩くのも得意でした。

これは、僕も時々、くらっていましたが、
思い出すたびに、

「うっ!」

と息が止まってしまうくらい痛い攻撃でした。


じゃあ、男の先生だけが叩いたり、
「しらけどり攻撃」をしたのか?

というとそんなことはなくて、
おっかない図工専任の女性のベテラン先生も、

当時流行したテレビゲーム「ギャラクシアン」にちなんで、
「ギャラクシアン」という、技で児童・生徒を痛めつけたものです。

ギャラクシアン=往復ビンタ

でした。

これまで、一定の動きしかしなかったインベーダーゲームが、
ギャラクシアンに進化した途端、宙を舞い、攻撃をしかけてきたのです。




立体的で予測不可能な動き(往復ビンタ)から、
児童・生徒が「ギャラクシアン」と命名しました。



この「ギャラクシアン」攻撃はかなり強力で、野生児で暴れん坊の植田君が
泣きべそをかくくらい、強力な技でした。

この他にも、書ききれないほどの荒業がたくさんありました。

不思議なことに、僕らの小・中・高校時代の体罰をする先生は、
たいていベテラン教師で、指導が厳しいことで、
生徒、父兄からも一目置かれていました。

体罰をする先生=厳しく指導してくれる先生

だったのです。

「いかに的確に児童・生徒にダメージを与えるか?」

昭和の先生たちは、本気で考え、実践していました。

特殊部隊や忍者じゃないのにね(笑)。

児童・生徒に的確な攻撃を加えてどうする?

結局、僕らを豚、牛などの家畜くらいにしか
見ていなかったのだと思います。

あの暴力をふるいまくっていた先生たちも、今は
晩年を迎えているか、あの世に行っていることでしょう。

どんな思いで晩年を過ごし、昇天したのだろう?

きっと、暴力を奮ったことなんて覚えちゃいないんだろうな。

昭和は暴力がまかり通った時代とはいえ、
どんな思いで、児童・生徒を叩いていたのか
聞いてみたかったです。

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