そうしてこうして
仏様は木の下に座りました。
静かに座って、世の中を冷静に観察して
真の智慧（ちえ）を得るためです。
智慧と知恵は違います。
智慧とは、煩悩をとりはらって、物事を正しく
見る力、まさに悟りの境地です
こうして座っている仏様の前には
様々な誘惑＝悪魔が邪魔に入ってきました。
しかし仏様はその悪魔に打ち勝ったのです
そうしてある明け方
仏様は悟りの境地に至りました。
その時にはもう仏様は痩せ細って
ぼろぼろのお姿になられていたそうです
１２月８日のことでした。
仏様が悟りを開かれたことを成道（じょうどう）と言います。
ですから１２月８日は成道会（じょうどうえ）という催しが
各地のお寺で開かれます。
この仏様が悟りを開かれた場所にあった木、
これが菩提樹（ぼだいじゅ）と呼ばれるようになりました。
目覚めの木という意味だそうです。
菩提樹を英語に翻訳すると色々あるのですが
簡単なので言えばLime Treeです。
私のペンネームLimeはここからとってみました
