MLBシアトル・マリナーズのイチロー外野手が今季

残り試合に出場せず特別補佐に就任する事が発表され

た。

 

事実上の現役引退とも見られるが、来年の同球団の開

幕戦が東京ドームでのオークランド・アスレチックス

戦に決まっている事から現役引退とはせずに球団補佐

としてチームに帯同、練習も続けながら来年の日本凱

旋試合を引退試合とするシナリオが描かれているのか

も知れない。

 

この発表に於いてマリナーズはイチローと生涯契約を

結び、今季は特別補佐としてチームに帯同し練習も続

けるとした事からチーム内に精神的支柱としての彼の

存在感を認めつつ ケン・グリフィーJr. の時と同じ轍

を踏まない為にもこの時を見計らっていた可能性があ

る。

 

シアトル・マリナーズに多大な貢献を残したレジェン

ドの栄光の花道を作る為にマリナーズが考えた末の決

断だったと日本のファンは信じたい所である。

 

日本のMLBファン、プロ野球ファンは大谷翔平選手

との対決を心から待ち望んでいた事だろうが遂に叶わ

ぬ夢となったようである。

 

確かに21歳もの年の差があるアスリートが対決する

と言うのは冷静に考えれば我々世代が親と同じ土俵で

戦うのと同じようなもので非現実な事なのかも知れな

い。

 

ファンの興味は興味として球団が冷静に現実を見た時

に今のイチロー選手の状態でMLBの歴史をも変える

活躍の期待される大谷翔平選手と対決させると言うの

はレジェンドに失礼だと判断したかこれ以上彼の栄光

に傷を付けたく無いと判断したのかも知れない。

 

長年野球を一番の楽しみとして来た爺さんとしては遂

にこの時が来た事を静かに受け入れる冪なのかも知れ

ない。

 

それにしてももっとやれると信じていたイチロー選手

だったが、やはり鉄人イチローも寄る年波には勝てな

かった、傍目から見る以上にイチロー選手の身体は悲

鳴を上げていたのかも知れない。

 

先日亡くなった鉄人故衣笠祥雄氏でさえ野球人生に於

いては常に満身創痍の状態だった事を思うと本人的に

は不本意だとしても26年の長きに渡って虐め続けて

来た身体を労って欲しいと願うばかりである。