皆さんは、二ール・スミスという人物をご存知でしょうか・・・???

彼は、彼の有名なアメリカのミュージシャンでは無く、現在鳥取県に在住する元ラガーマン(ラグビーの選手)でニュージーランド出身のナイスガイです。

先日テレビ(テレ朝系)の番組を見た人ならご存知でしょうが、鳥取方式という日本の学校の校庭及びスポーツグラウンドを芝生化する運動を展開するNPO法人の代表でもあります。

たまたま鳥取県出身の女性が奥様という事で、鳥取県に在住なさっているらしいのですが、日本に来て驚いた事は、学校と言わず、殆どのグラウンドが土であった事なんだそうです。

ニュージーランでは、有り得ない事なんだそうで、昔から芝生と共に生活してきた国では、芝生は生活と共にある位、当り前の存在なのだそうです。

私もそうですが、庭に芝生のある家だとか、芝生の公園のグラウンド、芝生のピッチは、今でも憧れなんですよね・・・!!!

芝生に親しみの無い日本では、芝生に対する憧れが強すぎるのか、芝生に対する高級感、即ち高コストの物だ、と言う先入観が強くて、芝生が、なかなか普及しなかった原因でもあるらしいのです。

実は、私もずっと以前から考えていたのですが、芝生は、定植した後、勝手に根が広がって幾らでも増えて行くのだから、後は、芝刈りを丹念にやれば、所謂、公式競技のピッチと言うわけではなく、子供が遊んだり、スポーツの練習場としてならば、幾らでも出来るのでは無いかと・・・???

それは、正解でした。

結局、本当に知った、解った人がいないと、物事、何も始まらないと言う事なんですよね・・・!!!

東京都では、学校の芝生化のために、1件2,800万円の予算を計上したそうですが、鳥取方式では、初期投資の費用は、120万円で済むそうです。

業者を全然使わないわけではないのですが、自分達や学校に関わる人(親や地域住民)が、芝生化のために手を貸すことによって、お金を使わずに充分出来るのだそうです。

こんな、人、事こそ、本当に今、必要なものなのでは無いでしょうか・・・!!!