ブッダの耳たぶ -25ページ目
大と小のあいだには
中は、あったけど


上と下のあいだには
中は、なかった


やっぱりそれが最強です



ブッダの耳たぶ
私の携帯番号が
あいつの携帯に“小木(オギ)”と登録されていた

まあ、確かに万が一何かあったときにバレないほうがいい

小木でけっこう

来るか来ないか はっきりしないのはきらいだ
でも、行くか行かないか はっきりさせないほうがすきだ

さては、
小木じらしにあってるのだろうか…


ブッダの耳たぶ


今日は光にもうろうとする

時は 19時47分
母から突然こんなメールが携帯にきた

“野球観戦中です”

新広島球場でファールボールが跳ね返って
我が座席の袋に入りました野球
ラーキーでしたチョキ

現場で~す叫び
新球場は楽しめるよ

ブッダの耳たぶ

我が? ……寺子屋の時代ですか
ラーキー? ……ラッキーとルーキーの造語ですか

絵文字と画像までつけてきて、進化したぞ母…

年々、天然っぷりが暴走する母
姉の結婚式のときはこの暴走を止めるのに、疲れ果てた私と姉

私が生まれたときからずっと、ちびまる子の母のような髪型である
飽きないのであろうか

まじめすぎて、冗談も通じなかった母だが、
どんどん天然化してくるぞ

ふーん、今やこんな楽しみもみつけたのかあ

どうぞこれからも人生をおうかしてくださいな

この映画を見ると強くなれる
今まさに強くなりたいっす

“百万円と苦虫女”

ブッダの耳たぶ

シャバだば、しゃばだば~♪

私は引っ越しが多かったから、この地に足のつかない感じがよくわかる。
この場所にはずっと居られないってことがわかってたから、
いろんなことに深く関わろうとしなかった

今でも、ここだ!って場所は見つかってないように思うときもあるけど、
昔よりもいろんな人と話せるようになって、
幸せだなと思うことも多くなった

この映画は
バイトをしながら百万円貯めるたびに見知らぬ土地へと移住するお話
いろんな土地で出会う人たちが味がありすぎる

ブッダの耳たぶ

あんなに姉ちゃんのことを嫌がってた弟が
ガキの強がりを言いながら、姉ちゃんになつく姿がほほえましい

ブッダの耳たぶ

森山未來はほんとに中島くんにしか見えなかった

ブッダの耳たぶ

この映画の中で出てくる言葉とか、たたずまい、
それとちょいと皮肉のあるシーンがとても人間ぽい

鈴子みたいに豆腐とかネギとか投げてみたい
廃墟を楽園と呼ぶ人たちがいる

とうとう来たよ、廃墟へ
ここは息途絶えた “奥多摩ロープウェイ”
この土色の壁…えもいわれぬ朽ちぐあい

ブッダの耳たぶ

近づく…。おおぅ
中にはいる

ブッダの耳たぶ

この最初の階段がまじこわかった
なにか招かれているようで
あの世ではなく、この世に戻ってきたいです

ブッダの耳たぶ

今は使われていないロープウェイの機械たち
怖いという先入観からギロチンにしかみえない

ブッダの耳たぶブッダの耳たぶ

ブッダの耳たぶブッダの耳たぶ

ブッダの耳たぶブッダの耳たぶ

暗闇に足を踏み入れつつも、しっかりと地面を踏みしめられず、
ふわふわと前へ進む

くねくねした枝ぶりの木がまた雰囲気を盛り上げる

ブッダの耳たぶ

そこにツタのからまりも参加
盛り上げすぎだろ

ブッダの耳たぶ

これがロープウェイの「くもとり」
ちょいとあいらしい姿に安心する

ブッダの耳たぶブッダの耳たぶ

外のまぶしいばかりの緑色と
部屋のなかの灰色があまりにも対照的で
天国と地獄が共存してるよう

ブッダの耳たぶ

視覚とともに臭いが入ってくるのが
ただ見るのと、現場にいるのとの大きな違いだなあ
湿った空気とにおい

初めての廃墟、見たかったとはいえ
夜、怖くなり、家で寝るときにテレビをつけつつ寝ることに…
日曜日、NHKは夜中もやっててよかった