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珈琲 たいむす

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珈琲たいむすへ ようこそ

この世紀末の雰囲気、もう笑うしかない。


※長いです。
辛辣な題材ですので、
ご承諾の上お読みください。
現実であり本質と思ってます。
オチはふりかけていどに。













脱落ゲーム日本
〜You have beautiful fingers , I didn't know that.







"汚ねぇーな…

 働けよクズ "


路上に横たわる 老人に呟いた。






ストレスが溜まっていた。

この春、新入社員として 働きはじめた。
上に気を遣い、客にどやされ、

社会の最下層から はじめた奴隷みたいな生活。




どこかに 吐口が欲しかった。




言うつもりはなかった。
でも、口を突いて出てしまった。


路上に横たわり、なにもしてない この人が
ズルく思えたのだ。

こんなに、自分は頑張っているのに……。







でも……

謝らなきゃ……と思ったが 
取り巻く人集りが
 それを拒ませた。

「え…なにあいつ…」
「サイテーね…」
 「言っていいことと悪いことがあるだろ…」





「め、目障りなんだよ!
 お前みたいな 働かねぇーやつ生きる資格なんてねーんだよ!
 税金も払わねー様なやつが、みんなの場所を占拠してんじゃねーよ!!」




はぁはぁ…






とても ひどいことを言ったー

でも…
一度言ってしまったから、
引くに引けなくなった。




運命は二律背反。
道をゆく我を正当化しようと、暴言によって
自己を追認したのだ。






本当はそんなこと思っていない……

ただ、自分が間違っていることを認めたくなかった。

そう、自己を正当化するためだけに 
 暴言を重ねた…






誰だってそうだろ?

"自分は、間違ってない"
そう思わなきゃ、立ってられないだろ?

みんな なんとか、踏ん張ってるんだよ…







だから、

こつが、路上で寝てるこいつが悪いんだ。
 だから、暴言も仕方がなかった。

悪いことをしてる、こいつを
戒めるには、これしかなかった。

また、
そうやって正当化した…


「そうやって正当化したんだな?」







え?


部長……


会社の上司だった。







部長「こいつが悪いー だから、なにをしても、
何を言ってもいいのか?」



いや…それは…


部長「それじゃあ、仕事でミスをしたお前を殴り飛ばしても構わないんだな?」


いや、
そ、そんなことしていいわけ……



部長「なんでだ?
ミスをしたのはお前だ。
悪いことをしたなら、殴ってもいいはずだろ?」



いや、暴力はさすがに……




部長「言葉も暴力だよ」





部長「ときに、殴られるよりキツい言葉ってないか?

家に帰ってからも、シャワーを浴びながらも、

忘れられない言葉ってないか?」




そ、それは……






部長「ときに言葉は実力行使よりも、人にダメージを、与える。
"ペンは剣よりも強し" て言葉もあるくらいだ。

今の、お前の言葉は、そのサーベルのような
鋭さで

あの人を貫いたんだ。」




……



部長「わかる…だろ?

お前も、痛みを受けたことがあるはずだ。

自分だったら…どうか?

一度、考えてみたらどうだ。」





まぁ、、確かに、自分はひどいことを
言った……と思います。

分かりました。 

自分、、明日から…気をつけます。








部長「いいや、明日からじゃ遅い。

今のひとつの過ちを、すぐ正すんだ。

明日に持ち越してはならない。」




いや、そんな…今日も明日もそんなに
変わりは…





部長「あるんだ。

おまえのその行動は、積み重ねると習慣になる。

そして、その習慣はやがて人格になる。

おまえは、そんな人格の…そんな性格の人間になりたいのか?」





え、いや…それは…





部長「だったら、いますぐに正すんだ。
今このときより、その過ちは習慣へ変わり始める。

負への移行は、思ったより簡単に
そして急速に進行する。

俺は、おまえにそんな嫌なやつになって欲しくないんだ。」







部長……

はい、、分かりました。。

自分、今から 改心します……





そうか、分かってくれたか。。

じゃあ、今言ったことを取り消して
この人に謝って…




はい、、で、でも
取り消すことは できません……




部長「ん、なぜだ?」




確かに、僕は言い方は悪かったかも知れません。
暴言の部分は謝ります……

でも、言ってることは…間違いだとは思ってないんです…  だから、内容を取り消すことは…




部長「ひどいことを言ったのだから、
訂正して謝るのが筋じゃ……」






で、でもこの人、
生活保護とか受けてるんですよね?
税金払ってないんですよね?

それって、ズルくないですか?
みんなが働いたお金で、生活してるって、
ズルいんじゃないんですか?




部長「なんだ、そんなことか。

いいや、この人は当たり前の権利を受けてるに過ぎないんだよ。
保険みたいなものだ。
事故にあったら、自動車保険降りるだろ?
あれと同じで、生活保護は働かなくなったら、働けなくなったら もらえる当然の権利なんだぞ」




部長「それに、、明日は我が身だぞ。
今はお前も中流で、問題ないかも知れない。

ただ、これからは 日本は椅子取りゲームになる。
少ない椅子をかけて、脱落するまで奪い合う
そんな社会になる。

おまえは、脱落しないとでも言うのか?」





いや…さすがに、生活保護受けるまでには
ならないですよ…
ちゃんと、食えるくらいは、もらえてますし、、





部長「はぁ…お前はなにも考えないのか?

もうすでに、そのゲームは始まってる。

そんな生き残る保証もない世界で、お前はなぜ

自分だけは大丈夫だと言えるんだ?」




だって…いざとなれば、政府がまた給付金とか…そういうのをくれたりするでしょ?

椅子って、お金のことですよね?
俺、知ってますよ!
政府はいざとなれば、お金を刷って
国民に配れるって!

だから、いざとなれば

みんな座れるし、

なんとでもなる……





部長「いや、その椅子が増える見込みはない。」




見込みがない?  なんでなんですか?





部長「まぁ、分かりやすく
椅子=お金
 として考えよう。」



部長「そして、お前の言った通り、
政府はお金を刷れる。
そして、国民に配ることも可能だ。
それは事実だ。」



じゃ、じゃー、大丈夫じゃないで……



部長「だけど、国の税収を考えてみろ。
過去最高の税収になっているだろ?」




はい、ニュースで見ました。




部長「つまり、税収が上がったてことは、
民のお金が多く吸い上げられているってことだ。

換言すれば、世の中に出回ってるお金が少なくなっているってことでもある。

そうすれば、誰かの取り分が少なくなる。

で、少なくなった人の手取りは減る。



この流れが止まらない限り、座れる椅子は
確実に少なくなる。

そして、その流れを止める様子は…微塵も感じられない。




そう、このままいけば
今まで稼いでいた、上流は中流へ
中流は下流へ転落するってことだ。
だるま落としみたいにな……。」




下流の人は?


部長    首を振る







部長「そんなときに、生活保護をはじめとした
社会保障がなかったらどうだ…


あそろしくないか?



だから、稼げなくなった人を
とぼしめるってことは、
自分をもとぼしめるってことになりかねないんだぞ。

とくに、これからの時代
なにが起きても変じゃない。

この脱落ゲームが仕掛けられてる、この国では
みんなで支える合うって精神がなにより大切なんじゃないか?」







……自分、そこまでは……
ちょっと、、甘かったかもです


そうですね…はい、、
自分、このおじさんが、生活保護受けてても
所得税払ってなくても
いいです。




部長「そうだろ、所得税は払える人ががんばる。
まぁ、民ばかりが負担する制度は考えるが必要だけど、
このおじさんは、所得税は払わなくてもいいんだよ。」




そうですね、働ける人が
助ければいいんですから、このおじさんは
税金払わなくてもいいですよね。


 

部長「そうか、わかってくれたか…
分かってくれたなら…」





路上生活者「あの…わたし、所得税払ってます。。」




え?しゃ、しゃべった…



路上生活者「払ってますから、所得税。」



え?いや、、だって…  

おじさん、おこじきさんじゃ…





路上生活者「あ、いや、今隙間時間で
タイミーでバイトしてて…」



部長・部下「た、タイミーでバイト?!」



な、なんのですか?




路上生活者「あ、駐車監視員です。
 こうやって、寝て 違法駐車するの防いでるんです。」




ああ…  
いや、防ぎ方がアレだけど…
そ、そうなんですね…


部長「なるほど…雇用形態も流動性が出てきたからな……」




路上生活者「あと、音楽で印税も入ってきますし」





え?
音楽??
  路上ライブですか?




路上生活者「あ、いえ、スタジオで…」





スタジオ??
スタジオミュージシャン……とか、、、ですか?




路上生活者「あ、いえ、自分のバンドで活動しでまして…」



自分の…バンド…ですか。。




路上生活者「はい、jーwalkてバンドでボーカルしてます。」




部長・部下「えぇ!? あなた、j-walkのボーカルなんですか?!」




路上生活者「あ、はい。
それで、暇なときにタイミーで。
だから、税金払ってます。」




あ、ああ…




路上生活者「あ、じゃあそろそろ
わたし レコーディングあるんで!」




あ…ああ…




路上生活者と思われる人は、j walkでした。







部長「そう言えば…服装はアレだったけど、、
綺麗な指してたな…」


部下「はい、綺麗な指してましたね…」



綺麗な指してたんだね、知らなかったよ……



怒られるな…









出だし、キリストさんかと思った…






 

ここは家電量販店。

 

 

私は季節もの家電を 眺めている。

 

今日は扇風機をみにきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくり、眺めたい。

 

 

家電マニアではないので、羅列された数字に

 

こ、このスペック!  

はぁ…はぁ… たまらないずら…

 

なんて興奮したりしない。

 

 

 

 

 

 

もちろん、機能もみるが

 

主には、フォルムとか、色合いとか、部屋に合うか……などを考えながら眺めている。

 

 

 

 

 

 

このサイズ……あそこに置けるな…

 

いや…待てよ、裏面に磁石がついている… 

 

とうことは、風呂場のサーキュレーターにいけるんじゃないか…

 

ん? いやだめだ… サイズが合わない…

 

 

 

 

 と 

売り場にいながらも、魂は自分の家にいたりする。

 

だから、そこに居るのは 私の抜け殻なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

でも、この抜け殻状態が 至福の時なので

 

私はできたら1人で見たい派なのである。

……できたら そっとしておいて…

 と思うタイプだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、家電量販店の店員さんは、そうとはつゆ知らず 話しかけてくる。

 

 

まぁ、マンツーマンで来る分には、全然構わない。

 

仕事だし、マニュアルもノルマあろう……

 

馬が合えば、話して楽しいこともある。

 

購入の一助になることもあった。

 

なので、通常は なるべく協力はしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、スッポンディフェンスみたいなのは 勘弁なのだ……

 

 

 

 

 

一挙手一投足に対して

 亀のように食らいついてくる 強対応だ。

 

 

 

「それは、最新の機能でして…」

  「お目が高い…」 「やっぱりそこ触りましたね」

  「お客さん、買うなら今ですよ」    「今なんと10%OFF!!!」

  とか 畳みかけられると、 萎縮してしまう…

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、極めつけに

 

「私もこれもってるんですよ」

 

とか言われると…

なら、いらねーや! ((((;゚Д゚)))))))

  と思ってしまうんです……

 

 

ごめんなさい… 性格悪いですよね…  

尊敬する あの人なら そんな人にも優しく説き伏せてあげるのでしょう……

 

 

 

 

柳原可奈子のネタにされるほど 地に落ちたセールストークを繰り広げる

 その人に 胡散臭さを感じてまうのだ……

 

 

 

 だから、普通の人ならいい。

希にいる ゴリゴリの人が苦手なだけなのである…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど…そんなスッポンディフェンダーも

今日はこない…

 

 

あれ?  なんか、拍子抜けするな…

 

 

と思いながらも、しばらくアレコレみていた。

 

 

 

スーッ…

 

このクリップは、あの棚にかけられるね…

 でも、グリップが強すぎたら凹んじゃうかな… えへへ…

ブツブツ…

 

次第に私が抜け殻になりはじめた。

 

 

 

 

 

しかし、今日はどう言うわけか

抜け切らない…

 

おかしいな。。と思っていると

 

なにか…視線を感じた…

 

 

 

 

 

 

 

ん? と思って振り返ると 

 

真後ろにジーっと私をみつめる 店員が突っ立っているではないか…

 

 

 

 

 

ビクゥっ!!!:(;゙゚'ω゚'):

 

 

私「あ…こ、こんにちわ…」

 

 

店員いらっしゃいませ……

 

 

 

 

 ……

 

怖えーよ。。

 

 

 

そして、声ちっちぇーよ…  

 

俺だけに見えてるとかじゃ ないよね…?

 

 

 

 

 

 

 

あーびっくりした。 

 

その距離にいるなら、話しかけてよ…

 

て思ってたら、 ?!

 

 

 

 

 

他にも氣を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

これは……

 

ー1人じゃない。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッ! バッ!

 

あたりを見回すと 4、5人が遠巻きに私を

 

見つめているではないか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾーンディフェンスだ。。。

 

 

1人だけプレッシャーをかけるタイプの ゾーンディフェンスである…

 


ゾーンプレスか……


 薄〜いプレッシャーだけど…

京風のお出汁だけの、あの感じ。。

 

 

 

 

…… 

 

 

 

そして、

みんな一様に小声でいらっしゃいませ……

 

 

ゾクッ…

 

回っているはずのない、コンセントの抜けた扇風機から冷気を感じた。

 

 

 

 

 

 

仄暗い影を落とした

大人4、5人に取り囲まれる怖さ…  

 

 

煌々と照らされる売場にあっても  その恐怖は私を怯ませた。

 

 

あ…  あ…  あぅ、、 あぅぅ…

(: ゚д゚)

 

 

 

ゾーンで取り囲む 亡霊の様な店員たち

いらっしゃいませ…

   「どうぞ、ご覧ください…

お安くします…

  「お気軽にお尋ねください…

 「トイレはあちらです…

 

 

 い、、、

いやぁああああ!!!

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!!!!!

 

私は恐怖でよどむ 売場から逃げ出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん、

ここはかなりアグレッシブでぞんざいな対応の店員が多めだったので

  

クレームがきたのかも知れない……

 

 

「お客様に威圧感を与えないように」

とか言われたのかも知れないけど

 

  逆にこわかった…

 

戦慄の家電量販店、夕涼みにピッタリだが、

、おすすはできない。

  

戦慄の家電量販店

 恐怖指数 ★★★★☆

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


生きていると、

誰かの命日が増えていく。







コレ好きだったよね…

お気に入りに一品を添えて、手を合わせる。






懐かしさと虚しさが入り混じった

不思議な気持ちになる。




墓前で呟く、
"人生ってなんなんだろうね…"


若いうちは、無かった感覚だ。






でもね、たまにそうやって対峙すると
自分自身も、この今に生きてられる有り難みを感じる。






あなたのために来た、と言いながら

自分もなにかを貰っている。

だから、私はたまに墓参りにいく。

たまに…
ごめんね、結構行ってなかったかも。。







でも、命日は遠慮していた。

だって、そんな日はお花が所狭しと

花瓶にぎゅうぎゅうになっているから。






お花も可愛そうだし、ご先祖様も鬱蒼として

虫もこんにちわ……

なんて、自分だったら嫌だろうな〜

と思い 当日は避けて

その前後に行ったりする。






あとは
親戚に会ってしまう……というのもある。

いや、全然親戚はみんな嫌いじゃない。

嫌いじゃないどころか

みんな好きである。

ほんとに悪い人はいない。


たぶん…  うん。  
いじわるばあさん、おじさんみたいなのはね





ただ、わざわざ来て、"えらいね"なんて

言われるのが 少しだけ、こそばっかゆい。

そんな歳じゃないよ、なんて思いながら

昔の自分に戻っている恥ずかしさ というか

なんだろうね。。。

うん、  恥ずかしさだね 笑







そんなのがあるし、

なにより、

なんか自分自身が過大評価されることに

ケツの座りの悪さを感じる。

あ、汚い言葉…ごめんなさい






葬儀でも
泣いて 優しい子だね なんて言われたけど


「おじいちゃんだよ?
親じゃないのに、泣けて 優しいね」

なんて 言ってくれたけど




"おばさん、
そんなんじゃないんだよ"


"おばあちゃん、おいじいちゃんのために
泣ける優しい子じゃないんだよ"


て思うのだ。








泣いたのは、自分が悲しいから。


自分と関わりがあった
あの人だったから。




人は、関係性の深い人物を自分の一部としてみるらしい…

自分の延長、だから泣くのは
 自分が失われて悲しんでいるのだ。







あんな、思い出や

こんな出来事があったから

涙がでたんだよ。



  


やっぱり、形だけで関わりがないと

祖父 祖母て だけではやはり、、泣けないよ。

泣けるほど愛したりしないよ。








自分が好きだったから、泣く。

つまり、自分のためなんだよね…





だから、そんな人のためだとか

言われると

自分はそんな奴じゃないんだよっ…

て気持ちで、

その過大評価に対して、大変に申し訳なさを感じてしまい

とても、ケツの座りが悪いのだ。



あ、ごめんなさい 汚い言葉…
何回言うねん…






まぁ、そんな感じなので

少しズラして行くのが通例なのです。














ですが、まさか

行った先のお墓に閉じ込められることに

なろうとは、この時はつゆ知らず……






次回、幽閉された中年男性!?

墓地でひとりぼっち事件!

乞うご期待!


※覚えてたら、書きます。