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珈琲 たいむす

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珈琲たいむすへ ようこそ

この世紀末の雰囲気、もう笑うしかない。


法事に行ったら、食事するじゃない?

何回か行ってるから、大体の流れは分かる。

お経読んで、お墓行って、食事する
解散。



そつなくこなしている。

俺も大人になったモンだ…




なんて思ってたけど、今回ばかりは
汗をかいた。





なんと…食事の席が
お坊さんと隣だったのだ。





いつもは
親父が住職の相手をする。
今回も、例にもれず 2人で話していた。




のだが、オヤジが途中でいきなり
席チェンジしようよ とか言い出した。

合コンか!:(;゙゚'ω゚'):
 



その結果
親父の席と 交換させられたのだ……






お坊さんと隣の席……。







と言っても、
2人掛けの カップルシートなんかではない。
当たり前だ…


丸いテーブルに、大人が5、6人は座っている。
 

しかも、みんな
自分よりも年長者である。




ホッ。
なら、誰か喋ってくれるよね。
大丈夫だね…




と思い、安心して
料理に舌鼓を打っていたら

誰も喋らないではないか……





お坊さんも黙々と、食事を食べている…

いやいや、、これ、、、まずくないか…

お通夜みたいだぞ…
 まぁ…法事もお通夜みたいなもんか…





誰かしゃべれ! なんでもいいから!
住職に話しかけて差し上げろ!!!




と思って、視線を送るも
授業で先生に当てられないようにするが如く、
下を向いている…



こいつら…やりやがったな。。
  




ふーっ。

苦手だ、めっちゃくちゃ苦手だ……

人の会話をラジオがわりにして
食事に没頭するのが好きな 私に

パーソナリティー
 になれと言うのか?!

しかも、初ゲストが和尚さん…
   


……

仕方ないので、意を決して話しかけてみることにした。。




今日はありがとうございました。

坊「はい、どういたしまして。」


・・・


最近は、天気もよく変わって気候がアレですよね?

坊「そうですね、どうしたもんですかね」



……



この、前菜!美味しいですね!

坊「はい とても美味しいですね。」



……


あーダメだ!
続かないいっ!!
((((;゚Д゚)))))))




なにを話せばいいんだ、お坊さんと何を話せばいいんだ?!!
俺の頭にマニュアルがないっ!!!


図らずとも黙食が続いた…








ん〜 聞きたいことはあるんだよ。




儲かるってほんとですか?


その衣、やっぱ修行のために重りとか入ってるんですか? ピッコロみたいに…


ステーキとか食べるンスか?


沢山ある。





だが、聞いていいことと
悪いことがあるってことは
俺も分かってはいる。



そんなこと訊いたら、親戚一同の墓が吹き飛んでしまうことになる……




このお坊さんに、いい質問ですね👴
と言わせなければならない……






なにが…一体なにが、正解なんだ…

と思っていると
1人の親戚が口を開いた。

「やっぱり、この時期お忙しいんですか?」






?!!

そ、

それだーーっ!!!
当たり障りがない、答えやすい質問!!


良い質問ですねぇええええ!!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))
ナイスですねぇええ!!!
 






坊「ええ、ボチボチですね」


……

これもだめかぁー!!!!






てかさ、、これは…こちら側というより、
坊さんが悪いんじゃないか……


まったく、広げる気配もないし…


もしや…
話したくない… という感じなのか?


ん〜…

と考え込んでいると






お坊さんから、親戚に話しかけ始めた。

坊「お仕事は何をされてるんですか?」

親戚「公務員をしてましたが、退職をして…」

坊「なるほど、じゃあ今は悠々自適に?」

親戚「まぁ、そこまではいきませんが、適度にハメを外してますよ」

坊「そうですか、現役の時はご職業柄
なかなかハメを外すのも、あれでしょうからね」






おぉおお!!
ラリってる!!!
ラリーが続いてる!!!

すげぇ!!!

なんだよ、喋れんじゃねーかよ!ぼうず!!!


光が見えた。






ここだ!と思い、すかさず
ねじ込んでみた。

私「でも、職業で言ったら、ご住職も
きちんとしてないといけないから、大変じゃないですか?」


坊「それは、そうですね。あんまり変なことはできませんよね。
でも、そうは言っても、私も適度にハメは外させていただいてますよ 笑」





笑った! 住職が笑ったー!!

なんだよ、おまえのオリジナルスマイル
いいじゃんかよっ!!!







それを皮切りに会話は続き、
旅の話になり、住職が行ったインドについて
聞かせてもらえた。


かねてから疑問だった、仏教徒にとって
インドは特別なのか? 
やっぱり川で沐浴したほうがいいのか?

気付いたら、あれこれ聞いていた。
ガチの仏教を知る人に、直接聞けて
とても楽しかった。







こちら側が勝手に構えていただけで、
住職とて同じ人間だもの

ふつうの会話でよかったのだ。

なーんだ。


見た目とか、雰囲気とかで
勝手に身構えてたけど、全然ふつうに
喋ってくれた。


坊主ふつうでした。








じゃー今度、庭に止まってるBMWについて
聞いてみよーっと♪٩( ᐛ )و







新しいズック、いいね。

嬉しいね。

よかったね。

近所のおばさんが話かけてきた。




うん!
笑顔で応えた。






買ってもらった人生初の
長靴が嬉しくて、

まだ雨が降ってないのに
長ぐつを履いて 外に出ていたら

おばさんに褒められたのだ。






“早く、雨降らないかな…"

いつもは、雨で遊べないから

雨は嫌いだけど

このときばかりは、嬉しくて、楽しみで仕方がなかった。





ガーッ…

「梅雨前線が発達し…この時期らしい、
天気となりそうです…」



"明日、雨だって。"

古いTVから聞こえてくる情報を
お母さんが教えてくれた。






やったー! 溢れ出る喜びを押さえきれずに 長ぐつを履いて外にでた。



でも、外は雨どころか、真っ暗で
怖かった……

あれ?






「明日って言ったでしょ…」

そっか、、もいっかい寝なきゃいけないんだった。




翌日、期待通りの雨。

「あのおじさんの言った通りだったね!」

どうやら、アナウンサーのことを言ってるようだ。






ようやく降った雨は、土砂降りの長雨で

まさに 長ぐつ日和だった。





親が言うのも聞かずに、カッパを着て
公園にでた。



"すごーい! 

雨はじくんだよコレ!

すごーい!,

自慢の長ぐつを、上げてみせた。






しょうがない子ね…と苦笑いをする
親を後目に 


夢中でかけた。
水が、泥んこが跳ねても、へっちゃら

誰もいない公園、自分だけのステージ

初めて雨が楽しいと思えた。







でも、終わったら
長ぐつの中は、泥でグショグショ。


"長靴の意味ないじゃない…"
怒られるのかと、思ったら

案外、そうでもなかった……

ホッ。





嬉しかったな…  楽しかったな…

また、雨と遊びたいな。




そんな思い出がある。




だから、僕は長靴が好きなんだ。

勝負ならぬ、勝負のは 

長ぐつ なのである。


ドーン!( ̄+ー ̄)






彼女
「でも、、、だからって言って
デートに長靴、履いてこないでもえる?

それに今日、晴れてるんですけど
……」





え、今の話きいてた?
買っちゃったら、やっぱ晴れてても
履きたいんだよ




彼女「履きたいって…
それは、子どもの頃の話でしょ?」



大人とか子どもとか、関係ないだろ。



彼女「あるわよ!」


……



彼女「ちょっと、ついてこないでよ!!」
                  恥ずかしい!



 
なんだよ、、、
わ、わかったよ! 
ほら、じゃー長ぐつ脱ぐからさ!





彼女「はぁ?それじゃ裸足じゃない!
余計恥ずかしいわよ!!




待って!

ちょっ、待ってよー!!

キムタクも履いてたんだよ!?
インスタでかっこいい
白の長靴!!
履いてたんだぞー!?






彼女「アレは、レーシングシューズなの!!


あんたのは、ガチのゴム靴でしょ!
素材からして違うのよっ!!







え? …そうなの?


彼女「たぶん、、、」



ん〜…素材の…どこら辺が違うの?



彼女「どこら辺って……

と、とにかく! 

ちゃんとしたバイクのシューズなのよ!!」



・・・





ほんとに?









彼女「うん……たぶん。。」


彼女
「たぶん、、、長靴。。」




長ぐつでした。








     "雨の日に一番いい靴を"



※当コンテンツは、あなたのドラえもんの世界観を壊す虞があります。

センシティブな題材を扱っていますので、アッタマデッカデッカチーな方や、真面目な方、下ネタが苦手な方の閲覧はご遠慮ください。

また、キャー!と言いながら指のあいだから覗き見るような

ムッツリ行為も頑く禁止させていただきます。


それでは、22世紀のび太の悪巧みと
それを上回る科学技術立国を自称する
日本の行く末をご覧くださいませ。











デパートでトイレに行こうとしたんだけど、


男子トイレが偶数階にしかないんだ……






なるほどね…





ティカティカン♪


誰でもトイレー!








だ、誰でもトイレ??






そう、誰でも使えるトイレさ。

女子トイレは各階にあるのに、男子トイレは偶数階のみ…そんなときに 助かるトイレさ!






なるほど、それは助かる!

じゃー行ってくるよ!






……て、 待てよ…


てことは…女子も同じトイレを使うってこと?






うん、誰でもだから… 

そうなるね。







ふふふ……


いーこと思いついた…





の、のび太くん、

言っとくけどね、悪いことに使ったらダメだからね!

トイレ覗いたりとか…







そんなんじゃ、物足りないよ。

こちとら、何年風呂のぞいて きたと思ってんだよ!

誰でも、トイレがあるってことは…誰でも

浴場とかあるだろ?


それ出してみろよ





だ、ダメだよ!そんなことしたら

社会の秩序が乱れてしまう!

それでは、万人の万人による闘争状態に…





つべこべ言わずに出しゃーいいんだよ!!





ダメ!!

絶対出さないからね!!!






チッ…

しゃーねーな、、、





ティカティカン!

誰でも、公衆浴場!!!


これは、誰でも混浴できる スバラシイ発明なのだ!





ああー!勝手に…


てか、僕のポケットから出てないのに…

なんで、道具が??






知らなかったか?

俺、勉強して発明できるようになったんだよ。






の、のび太くん……

いつから、キテレツみたいに…






じゃー早速…いってみますか










お邪魔するよー

あ、いたいた。


きゃー!のび太さんの変態!!!




バチンッ!!!!







……


え?何言ってるの?
  ここは誰でも公衆浴場だよ…

誰でも入れるんだからさ。。



勝手にしずかさん、

あなたが先に入ってただけでしょ?

え、なんで俺殴られてんの?



しずかさん、もしかして、あなた、

差別主義者なんですか?








え…   すごいモラハラ圧…






あーあ…

しかも、ビンタまで…

これって犯罪ですよね?

暴行罪ですよ。

 

いや、腫れてるから…

こりゃ〜傷害でいけるな…





ちょっと、病院行って診断書とってくるわ。

まぁ、後のことは…ゆっくり話そうか。。




ヤメ検の出来杉センセにもお願いしてあるからさ…ねぇ? 

あー、痛い痛い…







とぅいまてんでしたー

(すいませんでした)




へっ、カスが!

今さら謝ってもおせーんだよ!









違うの…


のび太さん、ごめんなさい…

あたし、合法的に覗きがokになる

変態法案が

衆議院を通過し、参議院でも

可決したなんて、知らなくて…


あたし…







……




な〜んて、言うとでも思った?

あんたがすることなんか、ぜーんぶ

お見通しなのよ。


この、単細胞のうすら変態メガネが…







は、はぁ💦?

な、何がお見通しなんだよ💦


そ、それに!

さ、差別はよくないんだからな!






差別じゃなくて、区別よ。






く、区別?!








そう、あっこに防犯カメラがあるでしょ。




あ、あるね…








あのカメラにはね、AIが搭載されていてね

下心がある奴は、脳波測定で区別の上で

通報される仕組みになっているの。


ちなみに、茂木健一郎が考案したのよ。







そろそろ、警察が臨場してくださる

はずよ。


警察臨場で

のび太、ご臨終!  アーイ♪






そ、そんな卑怯な!






卑怯? 


あんたみたいに

尤もそうな意見を隠蓑にして悪さをする

便乗変態メガネを炙り出して、なにが卑怯なのよ?







ウー…ウー…







くそっ…これまでか…







あ、のび太さん…

最後に、ちょっと言いたいことが…






え、なに? 

もしかして、実はまだ

俺のことが好きで 出所したら結婚しようってか?






実は私、スネ夫なの。





うわーー!!










こうゆう、パターンもあるわよ。








おえーー!!!





ふんっ……。

あんたみたいな変態対策のために

遺伝子操作でスネ夫さんと、先生の遺伝子コードを挿入していたの。


仮に覗けたとしても、あなたが目にするのは

骨皮スネ夫のしょっぱい ボディーてことよ。





そ、そんな〜!!!

しずかちゃんの首からしたが、スネ夫だなんて〜!





22世紀のドラえもんは、悪者を容赦をしない。



               おしまい







             未来、怖っ。