第一夜 「っぱなしの頻度は圧倒的にお母さん」
実家に帰って、洗物をして 給湯器の電源を付けっぱなしにしていました。(私が)
洗う物を取りに行ったのですが、運悪く その場を母に見つかってしまったのです……。
「ちょっとぉおお!!」
はい…?
「電気!つけっぱなしっ! もったいないから消して!!」
いや、今洗ってる途中でさ、洗い物を取りに行って……
「そんなの関係ない!離れるときは消すの!!」
でも、ほんの数秒だから……
「数秒でもコンマ1秒でも勿体ないものは、勿体ないのっ!!ぱなしにしない!」
はい…
でも、起動する電力を考えたら付けたり消したりすると余計に電気代かかると思うんだけどな…
「なんて??!」
いや別に・・・
ーその夜ー
水を飲みに台所へ向かうと
流れっぱなしの水道と 開きっぱなしの冷蔵庫が私を出迎えてくれた。
くそばばぁ…
ボソッと呟いた その言葉は
水流の音と 冷蔵庫のウィンウィン… という音にかき消された。
Mom way
