天気予報によると、この3連休は雨模様。
田んぼに来れるのは初日の午前中だけ。
ということで田んぼに来ました













今日は稗取りをしたいと思ってたんですが、水稲が出穂しているので、田んぼに入ることに躊躇。
というのも出穂期以降の稲の根は栄養分を吸収するのに大切な時期。
田面に足を入れると根が切れたり、土中の酸素が減って生育に影響するので嫌だなと。
また、根が弱ると後半の登熟期に倒れやすくなるとの情報も。
それと1枚目の田んぼや4枚目の田んぼの水稲か稗かの葉っぱが茶色くなっていて、もしも葉イモチ病だった場合、歩くことで病原菌が株間を移動して広がる可能性があるなと。
ってことで畔から取れる範囲で稗を取ろうかなと思ってやりかけたんですが、端っこだけ取っても焼石に水だなと思い、1枚目の一辺だけやって終わりにしました。
今後は水管理が中心になります。
今日は定点観測と田んぼの見回りをした後、少し水深を浅くする為に、排水口の堰板を1.5~2cmくらい低くしました。
出穂から30日後(9/9頃くらい)に、稲刈りに向けて落水しようと思います。
落水してから1週間くらいで田面が乾くとして、そこから1~2週間置いて、9月23~30日くらいに稲刈りかな











さて定点観測です。
1枚目

場所によってムラがありますが、元気な稲は出穂しました。
2枚目

ここはむちゃむちゃ元気。
やっぱり牛糞堆肥が効いてると思う。
ちょっとだけ心配。
3枚目

雑草の影響でムラはありますが、除草しまくったので一応想定内になって、まあまあかな。
4枚目

稗が多いかなー。
上に尖ってるのがお米、横になびいてるのが稗。
頑張れお米🍚❗












ところで

今年は5月(代かき)~8月(中干し完了)まで、ほぼ毎週田んぼに来ましたが、それでも雑草の成長(生命力)には敵いませんでした。
しがない会社員が週末だけのお米づくりをするのは、これが限界ですね

兼業農家の方がおられるのは分かっていますが、
・片道35分かかる場所なので「空いた時間にちょっとやっとくか」なんてことは出来ないし
、

・この草取りの時間を他のことに使いたいし
、

・猛暑の中、日の出から日の入りまで除草作業をするのは命の危険があるし

ここまで無農薬でやってきて人の力の限界を嫌になるほど学んだので、来年は農薬(除草剤)に手を出そうかなと思っています

そんな話を田んぼのオーナーさんに話したところ、「そりゃあ、昔は人がいたから人の手だけでやってたけど、今は人がいないんだから無理だよ。どこの農家も最初の除草対策だけはやってるよ。除草剤とかマルチングとか」
とのこと。
道理でどこの田んぼもきれいなわけだ…。
除草剤は、日産化学「天空」が効くとのこと。
除草剤は撒く時期が大事だそうで、「天空」は稗の芽が出る前に撒いた方が良いとか、あるいは芽が出た後に撒いた方が良いとか、農家によって言うことが違うそうです。
この辺も来年に向けて勉強しようかな














雑草、怖いです
