以前ブログに書いた、一説では偽書とされている「東日流外三群誌(つがるそとさんぐんし)」の件です。
なんと1日で2社も。
こういうのが苦手な方は、ここから先には読み進めないでくださいませ。










1社目。
細い路地を入っていくと鳥居があって、

その奥は細い道になってて、

なんと民家の敷地内にあります


たまたま偶然、敷地の主の方が庭で剪定工具のメンテナンスをしていたので挨拶すると「あー、アラハバキね、どーぞー」と言ってくださって、遠慮なく入れました。
庭を通るとご由緒が書かれていました。

基本的には足の神様だそうです。
ということで、靴がたくさん奉納されてます。

お社には「荒脛巾社」の額。

その向こうには「道祖神」の額。

あれ?
なんで違う額が2つあるんだろう?
分からん。
ということで、剪定工具のメンテナンスをしていた敷地の主さんに話を聞いてみたところ、「先代の方がオタズネサンで、ご自身はよく分からない」とのことでした。
オタズネサンって何でしょうね?
(よく分からないけどそう言ってた)
お礼を言って、その場を後にしました。










2社目。
田んぼの真ん中にありました。

ご由緒が書かれた看板が道路脇にありましたが、
文中にある「ある文献」って、ご由緒の記載内容から察するに「東日流外三群誌」のことと思われ、

こちらのアラハバキ神は「みずいぼ」と「目、耳、鼻」の神様だそう。

あれ?
多賀城市のご霊験と違うのね。










ともあれ、ある程度理解したところでお社に行ってみました。

草刈りはされていましたけど、あまりメンテナンスはされていない様子で、鳥居がもう少しで朽ち落ちそう。

東日流外三群誌が偽書とされてしまってから、参拝者がいなくなったのかな…という印象。
とは言え、振り返ってみると田んぼにはたわわなお米が。

結局、アラハバキって足の神様なのか、目、耳、鼻の神様なのか、はたまた道祖神なのか等、謎が深まりましたが、ともあれ最後は田んぼのお米に癒されました。

お米の癒しパワーはすげーなー。