知り合いの中学1年生の英語の学習プリントを見せてもらいました
このプリントをみる限り、Be動詞は助動詞(~です)ですよね
でも同じプリントの中にBe動詞を「~にいます」とする表現もあって、ワケわかりません
日本人って中学と高校合わせて6年間も英語を勉強してるのにも関わらず、英語の"読み書き"どころか"話す"ことさえ出来ないんですよね。
それって、伸び盛りの日本の若者の貴重な時間と努力を無駄にするためだとしか思えません。
私はその諸悪の根源が、このBe動詞の教え方だと強く考えています
シェイクスピアのハムレットの中に出てくる
「To be or Not To be, that is the question. 」
という名ゼリフ
この訳は、
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」
となります
この文章でのBe動詞は、全然助動詞(「~です」)じゃない
シェイクスピアはBe動詞を「生きる」という意味で使っています
このシェイクスピアの名ゼリフを読んだとき、しばらく意味が分からなくて
この文章を咀嚼し続けているうちに、Be動詞って「今ここに存在する」という意味だったんだと気づきました。
(随分寄り道したものです)
Be動詞は、Be動詞の左側にある主語と、Be動詞の右側にある状態を繋ぐので、「=(イコール)」という意味になります。
(1+1=2は、One plus one is two.と表現。)
したがって、冒頭の「I am Margaret Brown.」は、「私=Margaret Brown」と教えるべきで、文章にするのであれば「私はMargaret Brownとして今この世に存在する」と教えた方がいいと思うのです。
また英語の授業では、英語の動詞には2種類あって、一般動詞とBe動詞があるって教えられます。
先生曰く、一般動詞は動きを表現する品詞で、Be動詞は「それ以外」なんだそうです。
マジか…
私は、Be動詞は動きを表現している品詞ではなく、「今ここに存在する」という意味の品詞なので「存在詞」という品詞名の方が適切だと思います。
この肝心要のBe動詞をこんないい加減な教え方で、最初のボタンを間違えているから、学校教育で中高6年間も英語を学ぶのに話せない日本人が多いのだと思ってます
こんなことを放っておくなんて、文部科学省は日本人を英語圏の人に劣等感を抱くようにわざとしてるんじゃないでしょうか?
もしくは日本人がそうなるように誰かに操られているんじゃないでしょうか?
そんな陰謀論を唱えたくもなります
英語圏では幼稚園児でも英語を話すのに、6年間も学校で学んでいる日本人が英語が話せないなんて、マジであり得ない
と思ったら、なんと教科書には
「"I am □."の□は、I(私)についての情報で、つまりI =□の関係になります」
「主語とそれを説明する語句を繋ぐ動詞をBe動詞といいます」
って書かれていました。
良かった良かった
…でも、それって教科書と補助テキストや学習プリントで違う説明してるってこと…
それはそれで問題では?
(もう、謎!)