前回のステップアップ、第2段階のお話です。
 

女性は、『ひとり芝居』が得意です。
 
相手に要求する前から、
自分の要求に対して相手が抵抗を示すだろうと推測し、
あえて要求しようとしない

さらには、そればかりか、勝手に拒絶されたと思い込み
精神的に不安定な状態に陥ったりしてしまう。
 
そう、すべて、彼女の頭の中だけで展開していく『ひとり芝居』なのです。
 
 
 
 
 
こんにちは!

『ぶちブロ』へようこそ♪
(ぶちこのブログ:略して!『ぶちブロ』)

鹿児島・心屋認定講師&カウンセラー
元小学校教員「ぶちこ先生」こと田渕三紀です❤
 
 
 
 
 
 
この第2段階では、このような状況に陥らずに、
彼からの支えや協力を求めていく方法をお伝えします。
 
たとえ、彼が「NO」と拒絶するかもしれないことでも、
とにかく言葉にして要求していくようにしなければ話は始まらない。
 
 
第2段階は、たとえ彼があなたの要求に対して「NO」と答えても、
あなたの愛情は変わらないということを彼に認識させることである。
 
 
 
あなたから示される、より深い要求に対して、
「NO」と答えることが可能であると感じた時
彼はその要求に対して、より積極的に「YES」と答えるようになる
 
 
男性というものは、「NO」と答える自由が与えられれば与えられるほど、快く「YES」と答えたくなるものだということを肝に銘じておこう。
 
 
 
 
そして女性にとっては、彼に自分の要求をいかにうまく伝えるかを学んでいくことも大切である。
 
そして、同様に相手の「NO」という答えをいかに受け入れていくかを学ぶことも大切である。
 
 
 
 
はじめから、「YES」と応じてもらえなそうもない要求でも
とにかく口に出して相手にぶつけてみる。
 
ただし、その際には彼が「NO」と答えてもまったく構わない雰囲気と反応を示すことが大切である。
 
彼に拒否する自由と安心感を与えるのだ。
 
 
 
【ケース1】
彼が自分のことに熱中している時、子どもたちのお迎えに行ってほしくなった。普段は彼の邪魔をしては悪いと思い、自分がすることだ。
 
そういう場合には、「悪いけど、子どもたちを迎えに行ってきて、お願い。」と頼む。
 
彼が、「NO」と言ったら、単に愛想よく「そう、いいわ。」と答え快く自分で迎えに行く。
 
 
【ケース2】
彼は、家に帰ってくるとただ食事が出来上がるのを待っているだけで、
手伝おうか?とか自分で料理を作ってみようなどとしたことがない。
 
ある日、彼女はどうしても彼に料理を手伝ってもらいたくなった。そういう場合には、「じゃがいもを切るのを手伝って」とか「今夜、夕食を作って欲しいの」と頼む。
 
もし、彼が「NO」と言ったら、一言だけ愛想よく「そう、じゃいいわ。」と答える。
 
 
【ケース3】
夕食が終われば、彼はテレビの前に座り、彼女は食器洗いをするのが日常である。だが、その晩彼女は彼に食器洗いをしてもらいたくなかった。
 
だがなかなか言い出せない。なぜなら彼が食器洗いなど大嫌いだと思い込んでいるからだ。別に無理をしてやってもらわなくてもいいのだが、たまには手伝ってもらってもいいと思う。
 
そういう場合には、「今夜、食器洗いを手伝って欲しいんだけど」とか
「ねぇ、テーブルから食器を運んできて」と頼む。
 
もし、彼が「NO」と言ったら、快く「じゃいいわ」と答え自分でさっさと片づける。
 
 
【ケース4】
2人ともものすごく疲れていて早くベッドに入りたいと思っている。
しかし、ゴミを捨てていなかったことに気がついた。収集日は翌朝である。
 
彼女は、彼がどれほど疲労しきっているかを思い、彼にゴミ出しを頼むことがなかなかできない。思い切って、「ねぇ、ゴミを外に出してきて欲しい」と頼む。
 
もし彼が「NO」と言ったら、快く「いいわ」と答え、自分が捨てに行く。
 
 
 
 
いずれのケースにおいても、
女性はあらかじめ相手から「NO」という答えが出てくることを予測し、
心の準備を整えておく必要がある。
 
それを快く受け入れ、さらに彼を信頼してあげるようにするのである。
 
 
 
誤解のないように伝えておくが、
このことは、あなたに無理しなさい!とか
あなたばかりが頑張り続けなさい!とかいうことではない。
 
 
 
 
 
彼があなたの頼みごとを拒否した時、
けっして責めたりせずに快く理解を示せば、
次の機会により前向きな反応を示すようになる。
 
 
あなたは、彼があなたに対してより多くのものを与えてくれる可能性を大きく広げている。
 
 
すなわち、俗にいう『男を育てている』状態になるのだ。
(つまり『あげまん』ってことやね~。)
 
 
 
 
 
ある時、女性がある慈善事業に取り組んでいて、何人かボランティアを集めなければならなかった。
 
その時、彼女は、「彼に頼みに行きます!」と言った。
 
彼は、その時非常に忙しく、慈善事業まで手が回せない状態であることを周りは知っていた。
 
「彼を困らせてはいけないよ!」と周りは忠告した。
 
しかし、彼女は、それを承知でとにかく頼んでみると言った。

「彼を訪ねて、とにかく一生懸命に協力してくれるようにお願いします。それでももし、彼の答えが「NO」だった時には素直に諦めて快く帰ってきます。そうすると、またの機会に私は次の事業にお願いにもう一度行った時には、今度こそ進んで引き受けてもらえるのではないでしょうか。彼が私についていい印象を持ってくれているはずだからです。」
 

彼女は正しかった。その目論見通り、次に計画した大きな慈善事業に、彼は積極的に協力してくれたのである。
 
 
 

このように、もしあなたが男性に何か頼みごとをした時、
彼から拒否されることを快く認め、理解を示してあげられるようになれば、彼はそのことをしっかりと心に刻み込んで、次の機会には喜んで助けてくれるだろう。
 
だが、その一方で、もしあなたが遠慮しすぎて自分の要望をすべて犠牲にし、何も意思表示をしなければ、彼には自分があなたからいかに必要とされているかが永久に伝わらない。
 
「前回は自分の拒否を快く受け入れてくれたから、今回こそ引き受けよう」などという気もちが湧いてきようもないのだ。

何の意思表示もされず、どうしてあなたの本心など読み取ることができるだろうか。
 
 
 
これを小手先で、うまくいく方法としてやりなさいということでもない。
 
 
あなたが愛情と思いやりをこめた気持ちで相手の扉を叩き続けるうちに、彼は次第にその『許容範囲』を広げていき、「YES」と答える確率を高めていくのである。
 
 
 
 
 
 
アタシの周りには、とってもとっても頑張り屋さんの女性が多くて、
彼に尽くすことが愛情で、
彼の言うことに「NO」と言えず、
全てにおいて「YES」と答えてしまう…。
そんな女性がとってもとっても多いのです。
 

それもこれも、自分を信じてないし、
相手の男性のことも信じていないのです。
 
 
自分がお願いしても、どうせ「NO」と言われるだろうと
『ひとり芝居』をはじめ、
 
「NO」と言われれば言われたで、
やっぱり相手は何もしてくれない!と相手に憤りを感じるか、
やっぱりこんな私はダメなんだ…と自分を責める。
 
 
 
 
自分が「NO」と言えないから、
相手が「NO」と言うことに、
腹も立つし、いちいち敏感になって傷つき、凹み、落ち込むのである。
 
 
 
 
 
まずは、自分もきちんと「NO」ということ
そして、お願いしたいことは、しっかり直接的に頼むこと
 
 
その時に「NO」と言われても、
イチイチ凹んだり傷ついたりすることなく、
彼に対して怒ることなく責めることなく、
 
彼にも「NO」という選択肢を快くあげて、
イイ関係性を築き上げていくことだ。
 

無理して「YES」と言ってるうちは、
まだまだ『他人の関係』なのである。
 
 
 

お互いに自分の要求を遠慮なく伝え合い、
それに対し「NO」と答える自由を与えられている
そんな素晴らしい関係を築いていきませんか?
 

そして、それができるようになったら、
いよいよ第3段階ですヾ(*´∀`*)ノ
 
 
 

 

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