震災から3週間が経とうとしています。

被害にあわれた方々にはこころよりお見舞い申し上げます。

全容が見えてくるにつれ、被害の甚大さが伝わってきて、

ここ離れた尾道でも心を痛めています。



震災の影響で自粛されていたテレビ番組やCMは徐々に通常のものに
戻ってきています。

尾道を舞台にしたNHK「てっぱん」は総合では1週間の延期で放送されており、
今週が最終週です。

BSと総合で2回も最終週がみられます。

春休みと重なったおかげで、尾道は観光客の方でいっぱいです。

ここ最近沈んでいた、観光効果も戻ってきました。

しかしながら、尾道でも震災の影響からか、
イベントなどは自粛ムードです。

人員、機材など開催へのハードルもあるようですが、

ぼんぼりの点灯時間を絞ったり、
大手チェーンは看板の明かりを消したりと、
なにか違うなと思うこともあります。

東日本が計画停電などで経済の落ち込みが心配されるなか、
私たち西日本が盛り上げていかないといけないと考えます。

人が集まり、いろいろなものが動くように、
経済を活性化しなければ、日本全体が沈んでしまいます。

祭りなどの自粛は人々の心を委縮させ、
明るく立ち上がっていこうとする意欲さえもなくしてしまうと思います。

いまこそ、尾道だけでも明るく笑顔で参加できる祭りを開催しようではありませんか!
今朝の新聞によると、

尾道の一番東にある、渡船「桑田渡し」が

今月末で廃止になるとのこと。

桟橋の維持費が負担になったとか。

この渡船は、市街地から離れたところにあるので、

観光の方はご存じないかもしれませんが、

渡船が無くなるのは残念です。
昨日も尾道で火事がありました。
このたびは昼間の火事でしたが、
線路沿いの民家だったため、山陽本線も止まりました。

今までと違い、空き家ではありませんでしたが4棟を全焼したとのことです。

ここ最近火事が多く、
また、尾道は車の入れないところの住宅密集地が多いので、
非常に心配です。

先日、地元の新聞にも記事が出ましたが、
今、尾道旧市街では不審火による火事が1か月で12件も発生しています。

わが社も尾道駅の近くにあるので、
非常に不安です。

どのような理由があろうと、
放火は許されません。

一刻も早い犯人逮捕を望みます。