宝石箱の片隅「深夜のモノローグ」・no.0051

 

 

『市場で流通しているアンティークジュエリーには

駄作もたくさんある』

 

 

 

 

 

アンティークジュエリーというと、

古くて素晴らしいものだけが残った、というイメージがあるらしいのですが、

素晴らしいものもあれば駄作もたくさんあります。

そして市場に出回っているアンティークジュエリーは

18世紀中頃から20世紀初頭のモノが多数を占めるでしょう。

私が「歴史を疑え」という意味は、

アンティークならば何でも素晴らしいという概念を信用しないで欲しいと思うからです。

これは骨董の世界と同じで、

一流の専門家も騙されて偽物を本物と紹介してしまう事があります。

恐らく皆さんがお手持ちの本の中にも、

著者が知らずに偽物を掲載してしまったという例があります。

だからと言って、その多くは著者の責任とはならないでしょう。

古いモノの真贋の判定は専門家も見抜けない複雑な事情があります。

BSなどでは時々絵画などで真贋についての特集をしているので、

気をつけてご覧になると面白いかもしれません。

私はジュエリー・宝石は究極的な嗜好品だと思っています。

つまり自分の好みに合った好き嫌いで判断して宜しい、という事です。

宝石で言えばNonheatedだけが素晴らしいのではない

という事も覚えておいた方が良いかも知れません。