宝石箱の片隅の呟き「猫の額no.003

 

 

 

 

『1日の終わりに、

猫の額ほどの狭い仕事場から

そっと呟いてみる』

 

身体の至る所のメッキが剥げて、錆びついてきている。

頭では分かっているのに、身体が思うように動いてくれないのだ。

身体ばかりでなく、物忘れも結構酷くなっている。

これは若い頃からだからあまり気にする事はないかも知れない。

一方でまだまだ若者には負けたくない、

などと無理を承知で、気持ちばかりが焦っている自分がいる。

歳相応にやっていることが一番良い事なのは分かっているのだ。

これも性格だから仕方がないのだが

せめて日々のストレッチと散歩は真面目にやろうと思う。

気分の良い日は、

パソコンの前に座って取り留めのない雑文を書き、

疲れるとパラパラと本を拾い読みするのが楽しみでもある。

ただ、小説は短編小説以外は殆ど読まなくなった。

白内障の手術依頼、目が疲れやすくなっている。

なので、先日思い切って文庫本や単行文を50冊処分した。

こうやって少しずつ老いの仕舞い支度をしていく。

できるだけ家族に負担がかからないようにしていく事だ。