定例ゼミ
『2人の天才ファベルジェとラリック[2]』
「ラリックは何故日本の植物に魅せられたのか[19]
『自然主義からアール・ヌーヴォーへ』
ラリックの膨大なジュエリーの作品を見ていくと、
アール・ヌーヴォーという枠を超えている事に気が付きます。
彼のジュエリーとガラス工芸が芸術かどうかという議論はさておいて
あらゆるものに興味を抱いて、
それを素直に自分のクリエイティブワークに吸収し
表現していった結果ではないかと思えるのです。
それはデザインの一つ一つに造形としての必然性があり、
結果として造形としての完璧なデフォルメが行われたという事でしょうか。
ジュエリーの主題には自然の動植物をモチーフにするという
長い歴史があります。
アール・ヌーヴォーではその自然主義の造形にデフォルメを加えて
一つの造形物にしたことが、モダニズムでもありました。
そしてそれを「最高の美」にまで高めていったのがラリックなのです。
◎
Onlineゼミ
会期:7月22日(月)18:30-20:30
定員:7名(定員になり次第締め切ります)
参加費:2500円(資料テキスト含む)
◎
対面ゼミ
会期:7月29日(月)17:00-19:30
定員:5名(定員になり次第締め切ります)
場所:ルノアール大久保店(JR大久保駅下車徒歩3分)
参加費:4000円(資料テキスト・飲物含む)
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お申し込みは jewellerystory_0512@yahoo.co.jp まで
氏名・ご職業・緊急の連絡先などをご記入ください。折り返し参加費入金口座をご案内いたします
*画像は箱根ラリック美術館・他の図録を参考にさせて頂いています