定例ゼミ『2人の天才ファベルジェとラリック[2]』

 

「ラリックは何故日本の植物に魅せられたのか[6]」

 

 

 

 

ジュエリーではありませんが、

ラリックは女性の小物についても、抜かりはありませんでした。

彼は20世紀に入ると一品生産のヌーヴォーから

量産品のアール・デコにデザインの軸足を移していきます。

この要因についてはいろいろありますが、それはゼミでのお楽しみ・・・

それは兎も角、

19世紀の末のアール・ヌーヴォー時代から

20世紀の初頭のモダニズムの時代に、

女性も男性も自分自身のお洒落について本気で取り組んでいた、

いわゆる本物志向が顕著になっていった事を見逃してはいけません。

余談ですが、

個人的には男性からネクタイを奪ってしまった

ここ20年のファッション傾向は本当に嘆かわしく思います。

そしていまや女性の化粧容器もALLプラスチック。

これも時代の趨勢といって仕舞えば、あまりにもお粗末、

と思うのは私一人でしょうか。

Onlineゼミ

会期:7月22日(月)18:30-20:30

定員:7名(定員になり次第締め切ります)

参加費:2500円(資料テキスト含む)

対面ゼミ

会期:7月29日(月)17:00-19:30

定員:5名(定員になり次第締め切ります)

場所:ルノアール大久保店(JR大久保駅下車徒歩3分)

参加費:4000円(資料テキスト・飲物含む)

お申し込みは jewellerystory_0512@yahoo.co.jp まで。

氏名・ご職業・緊急の連絡先などをご記入ください。折り返し参加費入金口座をご案内いたします。

*画像は箱根ラリック美術館の図録他を参考にさせて頂いています