ジュエリー小辞典基礎講座: part2

 

『真珠のほ・ん・と・う/真珠のふ・し・ぎ』vol-06

 

[鑑別機関や小売店では教えてくれない内緒話]

 

 

“白蝶真珠(南洋真珠)の一人勝ちか(1)”

 

 

 

 

私たち日本人にとって、

真珠といえばアコヤ真珠という認識が一般的ですが、

真珠の主な品種は

淡水(中国産)、黒蝶(タヒチパール)、白蝶(南洋真珠)

そして最近では、数は少ないものの

コンクを始めとする天然真珠の存在が雑誌などで紹介され、

IJTやJJFなどのトレードショーでも見受けられるようになりました。

そして百貨店や小売専門店などでは、

白蝶真珠(南洋真珠)がメインのジュエリー素材として扱われている。

この画像は白蝶真珠の産地を示したものですが、

養殖場としてはオーストラリア、インドネシア、フィリピンなどです。

産出量・金額で断然トップはオーストラリアで

主産地はブルームというところになります。

オーストラリアの真珠養殖は「パスパレー」という企業が大ボス。

パスパレーは真珠での世界制覇を目指しており、

現在では誰しも認めるところです。