AZCジュエリーの歴史研究note027

 

ジュエリーの歴史を識れば、

ジュエリーはもっと面白くなる、楽しくなる

 

 

 

 

 

『ベルエポック[Bell Epoch]というジュエリー様式はない』

 

アンティークジュエリーの図録やネットなどで

“Bell Epoch”のジュエリーという表示が出てきます。

これの意味するところは、19世紀末から20世紀初頭に作られた

ジュエリー全般を指す用語です。

従ってアール・ヌーヴォー、ロココリバイバル、エドワーディアン

そしてガーランドのジュエリーが包括されます。

いつの時代もどの様式にも属さないジュエリーは作られていますから

こう言ったジュエリーの様式やスタイルを表現する場合

便宜的に使われるケースがあるのです。

同じようにヴィクトリアン[Victorian] という様式のジュエリーもありません。

これはヴィクトリア女王が在位した

1837〜1900年に作られたジュエリーを指します。

以前にも書きましたが、シュルリアリスムをシュールというのは間違いで、

日本語のシュールというのは全然違う意味である事も注意したいもの。

結構有名な作家が作品の中で平然と使用しているのを見かけますが

恐らく巌谷國士が見つけたら涙を流して悲しむかも知れません。