AZCジュエリーの歴史研究note016

 

『ジュエリーの歴史を識れば、

ジュエリーはもっと面白くなる、楽しくなる』

 

 

 

 

この画像、左はヴェヴェールの髪飾り(comb)で、

右は御木本のブローチです。

両方のモチーフは宿木(ヤドリギ)で

アール・ヌーヴォー時代のジュエリーによく使われました。

宿木の花言葉は「困難に打ち勝つ」「忍耐」という意味ですが、

ジュエリーのモチーフに使われた理由は何故でしょうか。

両方のデザインを見ていると、

「儚さ」とか「可憐」と言った言葉を連想してしまいます。

宿木は小さな実をつけますが

ヴェヴェールも御木本も、小さな真珠でうまく表現しています。

時代が違うと言って仕舞えばそれまでですが

最近はメレ石を安易にくっつけて

訳のわからないジュエリーに仕立てていますが、

ものには必ずと言っていいくらい必然性があります。

それは自然の摂理でもあります。

生意気ついでにモノ作りの人に言いたいのは

もっと身近にあるものを徹底的に観察して、

そこから発想するイメージを大事にして欲しいという事です。

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