AZClubジュエリーの歴史研究

 

定例ゼミ『古代の金(gold)とジュエリー技法』(16)

 

 

 

ジュエリーの技法は凡そ紀元前8世紀頃には完成されていました。

そしてモノによっては

現代の作り手でも超えられない高度な技法があります。

例えばイタリアのエトルリア(紀元前8〜5世紀)で栄えた

「粒金(グラニュレーション)」は

19世紀の中頃にカステラーニによって見事に再現されます。

しかし20世紀になってこう言った技法は下火になり、

現代ではトライアルする作家はいらっしゃいますが

なかなかエトルリア時代のレベルには達しないようです。

単に古代の技法を再現するだけではなく、

現代にマッチングするデザインが伴わなければ

受け入れては貰えないでしょう。

この点が最大の難関になってくるのです。

 

この画像は黒海の西側ブルガリアのプロヴディフから出土した

紀元前5世紀頃のイヤリングで、グラニュレーションが見事です。

ジュエリーは常にリバイバルを繰り返しながら発展してきましたから

それを考慮すると、こう言った装身具には

多くのヒントが隠されているように思えるのですが・・。

ZoomによるOnlineゼミ

2023年821日(月)18:00〜20:00

定員7名(定員残りあと僅か)

参加料2500円

*AZClubジュエリーの歴史研究ゼミはJewellerystory_0512@yahoo.jo.jp までお申込み下さい。またジュエリーについてご意見、ご質問を承っております。お気軽にお寄せください。